2012年春期アニメ

LUPIN the Third -峰不二子という女-

雰囲気や、絵面、エロさなんかはいつもと違うアダルトさのあるルパンだが、脚本的にはそこまでアダルトじゃないです。ルパンの出てない回は若干そうでもないんだが、ルパンの出てくる回は特にそういう傾向にあると思う。結構いつものルパンしてるよね。
だけど、今作の主人公である不二子から見たルパンと次元がいつもよりカッコイイのだ!ちゃらけた部分を残してはいるけど、不二子に対して必要以上に甘やかすことなく、プロの仕事に二人とも徹している。この二人だけが旧キャストなため、余計にカッコよく大人に見えるんだよな。前から思っていたけどクリカンはシリアスな演技の方が良いと思う。ギャグになるとただのクリカンになるからなあ。
久々にカッコイイのが見れるかなと思ったらやっぱりちょろい五右衛門、有能だけどルパンを捕まえるためなら汚い事もやりそうなちょっと独自の銭型と、他のレギュラーメンバーも魅力的。
ただ、肝心の主役である不二子のキャラがいまいち見えてこない。女は謎がある方が魅力的という事か。いつもと違って影のある不二子がどういうキャラになるか楽しみです。
個人的に今期で一番楽しんでるアニメかな。


氷菓

ミステリーという看板が打たれているが、ミステリーとして見た場合、真相が平凡でサプライズに若干欠けているように思います。しかし、日常の中のミステリーという特異な謎や、古典部たちが謎を解き明かす過程は楽しいので、十分ミステリーとして楽しめるかと。
また、流石京アニと言えるほど作画が上質でそれでいて品があって、もう一つの看板青春ものとしても楽しめる雰囲気をちゃんと作っています。
まあ、そんな事よりも女の子が可愛い!これだけで氷菓を見る理由になるんだよ!
千反田えるちゃんが気になります!えるたその事が気になって仕方が無いです!ちょっと天然入った黒髪正統派美少女最高!!こんな可愛い女の子といっしょに部活動できるとかそれだけで青春じゃねえか!


Fate/Zero

秋で一旦区切りを着けたFate/Zeroの二期。作画も良いし、登場人物のキャラも立ってるし、毎回ヒキが上手いし、毎回ショッキングな事が起きると、面白いアニメの条件みたいなのが揃っているのに、何故か自分の中ではあまり盛り上がらない。
理屈では面白いはずなのに、自分の感性ではあまり楽しめてないアニメ。なんで楽しめてないのかほんと不思議だわ。


這いよれ!ニャル子さん

で、Fate/Zeroとは逆に自分の中の理屈では面白くないはずなのに、感覚的には楽しいそんなアニメ。
パロディも何の工夫も無くただ並べてるだけで、ギャグも面白くないのに、何故か面白いし楽しめるし、見終わった後満足感が得られるという不思議。まあ楽しければなんでもいいのです。


咲-saki- 阿知賀編

確かにみんな可愛いんだけど、危惧してたとおり本編と比べてキャラが弱い。本編の方はぱっと見でもみんなキャラ立ってるもんな。キャラが立ってないのに、ダイジェスト気味で話が進むから、どのぐらい麻雀が強いのかよくわからんのも辛いところ。やっぱ予選からちゃんと麻雀して、どういうキャラか、どういう麻雀をするのかを視聴者に見せた方が良かったんじゃないかな。まあ、それはアニメというより原作に言うべき事なんだけど。
まあ本編と比べてってだけなんで、本編と切り離して見たらダイジェスト気味でも十分面白いです。
話が進むにつれて阿知賀みんなのキャラが分かればいいなと思います。


アクセル・ワールド

ネットゲーみたいな設定は良いとして、一番のネックは主人公ハルユキがヒロインたちから好かれる事に説得力が全然無い事だよなあ。チユリはまあ幼じみ補正としてギリギリ許せるけど、問題は黒雪姫先輩。見た目はブタだし、性格はうじうじして良いとこないし、恋しても仕方が無いと思えるようなエピソードも無いし、何で先輩がハルユキを好きなのかわからん。あれか、デブ専なのか?


これはゾンビですか? オブ・ザ・デッド

約1年ぶりの続編。誰得シリアスに入らなければ今んとこ面白いです。にしてもニコニコで見れないのが地味に辛い。ニコニコでだらだら見るのが楽しかったのになあ。ニコニコで配信してた角川アニメが売れなかったからか。あれか、日常か、それとも未来日記か。どっちも好きなアニメだっただけに辛いよ。


カードファイト!! ヴァンガード アジアサーキット編

アジアサーキットという国際戦が始まるのに、思ったほど物語が動いていない。なんというか新キャラといえるのがガキが4人ぐらいで、せっかくのアジア大会なのにどんどん新キャラ出してもいいのに、ゆっくりとした進行がまあこのアニメらしいな。そのうち国辱になりかねないぐらい極端なキャラ付けした新キャラが出てくるんだろうか。
ところで、自分はこのアニメではミサキさんが一番好きなんですが、アジアサーキット編になってから可愛さが微増した感じで大変嬉しいです。海外行きに珍しくはしゃぐミサキさん、ふぬけてしまったところを小衣レッカちゃんにボコボコにされて涙目なミサキさん、なのに次の回ではシンガポールで大いに楽しむミサキさんと、ミサキさん前期と比べてお茶目度がUPしております。


リコーダーとランドセル レ

一応続編という扱いで。5分(3分?)アニメって感想する必要無くね?と思わなくもない。
1期がだいたい逮捕オチで終わるというワンパターンになっていたので、それと比べて2期はオチに少しバリエーションがあるので、一応2期になってバージョンアップしたんだなと思わなくもないです。


ゆるめいつ3でぃ

桃井はるこ、桑谷夏子、松来未祐といったキャスティングが一昔前の深夜アニメみたいだなと思って懐かしくなります。松来さんの代わりに野川さくらだったら、『瀬戸の花嫁』だな。


しばいぬ子さん

資本主義の犬ことしばいぬ子さんにちゃんと本編ができるとは!でも宣伝が本編なのは変わらず。
宣伝してる時と違って、本編だと声がエリーなのね。


こっから↓は前期からの継続です。

アクエリオンEVOL

2クール目に入ってからも面白いんですが、アマタ、ミコノ、ゼシカの三角関係やらカグラとの因縁やらで、恋愛関係でちょっとgdgdしてきたかな。後、色々知ってるくせに肝心なとこではぐらかす指令と事態を無理やりにかき乱すミカゲがちょっとうざい。ジン君が死んだとこがピークだったって言われないかちょっと心配だったりします。ラストではスカッとする展開を期待。

遊戯王ZEXAL

遊馬&アストラルのW主人公体勢やバトルシティっぽいWDCなんかは初代の遊戯王のオマージュっぽいと思っておりましたが、決勝大会編に入ってますますDMっぽくなっております。
言ったもん勝ちのデュエル・コースターといい、フィールド効果のあるデュエル場といい、すんごく王国編みたいなノリです、いいノリだ!(ゴーシュ風)
生き残ったメンバー的に考えて、重要で、かつ誰が勝ってもおかしくない組み合わせのデュエルが多く見ごたえがあります。右肩上がりに面白くなってきたなあ。


メダロット

忘れた頃にニコニコの配信復活。たまたまランキングを見といて良かった。気づかない人もいるんじゃないか心配。
2クール目からはロクショウが登場。タキシード仮面みたいに、高いとこが好きなメダロットである。ロボットの癖に自然と孤独を愛するナイスガイだ。
ボンボン版だとやたら贔屓されてたよなあ。ラスボスのビーストマスターを倒すという、主人公機メタビー涙目な事をしちゃうほどの大活躍っぷりでした。でも、カッコいいから仕方が無い。

テーマ : 日記とアニメ・マンガ関連ごちゃまぜ
ジャンル : アニメ・コミック

2012年冬期アニメ感想(総括)

未来日記

秋期から冬期にかけてで一番面白いアニメでした。くわしくは未来日記、最終話の感想


ペルソナ4

序盤のつまらなさから一転、コメディ回に入ってからは尻上がり的に面白くなり、終盤のシリアス展開も目を見張る面白さでした。菜々子が特に感動的なイベントもなくあっさりと、しかもよくわからん理由で生き返ったのはどうかと思ったけど。
最終回も良い最終回と言える面白さだったんですが、RPGでお約束ともいえる神的存在(FF9でいうペプシマンみたいな)がラスボスとして急に出てくるのはアニメだと違和感感じるなあ、いちおう伏線も張っていたみたいだけど。ラストバトル自体は面白かったんだけどね。


妖狐×僕SS

キャラ萌えとコメディを楽しんでたアニメだったんですが、11話の神回で一気に印象が変わりましたね。みけつかみ君の印象も。
みけつかみ君の心の変化が、凄く丁寧に描かれていて、演出も中村悠一さんの演技も素晴らしかった。ぶっちゃけこのアニメのモノローグとかシリアスって若干すべってると思ってたんですが、良い意味で期待を裏切ってくれました。11話のおかげで作品全体についても、りりちよ様とみけつかみ君の関係についても大きく印象が変わって、自分の中のこのアニメに対する評価がぐーんと上がりました。
あと、りりちよ様は個人的に2012年冬期最萌キャラ。


カードファイト!! ヴァンガード

終盤の面白さはストーリーの面白さもさることながら、カードゲームアニメとしても面白かったにつきると思います。
最初の頃は、遊戯王と違ってアニメ映えしないカードゲームだなと思っていたんですが、終盤は話としても映像としても盛り上げ方や見せ方が格段に良くなってました。
続編であるアジアサーキット編もこの調子で期待しております。


探偵オペラ ミルキィホームズ 第二幕

一期と比べてギャグの質が変わったという印象。それが一期からのファンの不評につながったんじゃないかなあ。個人的には二期も面白かったんですけどね。コーデリアさんのお花畑が感染する話や、ラードの話は笑える異常以上に狂気を感じた。そのついていけない感も含めて面白かったなあ。
大波乱の後で、落ち着いた最終回でしめるというラストも良かったです。


新テニスの王子様

最終回は原作がまだ続行中のため、俺達の戦いはまだ始まったばかりだなラストなんですが、それでも十分満足できたのは、最終回より前に最終回的なエピソードが何個もあったからでしょうか。
手塚のドイツ行き、その手塚へ向けられた跡部からの手向け、負け組の卒業、そのどれもが非常にテニヌらしさと熱血スポコンとしての熱さを両方兼ね備えかつラストに相応しい面白さでした。
満足したって言ってもやっぱ続きが見たい、できれば漫画でなくアニメでそれもテレビで。


偽物語

『かれんビー』はぶっちゃけ7話もかける話じゃなかったよなあ。エロとキャラのかけあいで引き延ばすのも限界があったし、スケールも話数に見合うほどのもんでもないし。
7話かけた『かれんビー』に対して、『つきひフェニックス』はテンポの良さもあってか面白かったです。決して歯磨きプレイを評価してるわけじゃないぞ!
正義の味方、偽物、妹、といったテーマを、『かれんビー』よりスケールを大きくして話を作ってるんだから、そりゃあこっちの方が面白いに決まってる。
全体を通した感想としては面白くないわけじゃないが、化物語に比べてやっぱり薄いと思わざるをえなかった。あるであろう続編は化物語と同じぐらいの濃さになる事を期待しております。


輪廻のラグランジェ

NHKでのまさかの仕打ちに、俺の不人気を応援してあげたいマインドが働いて、できるだけ擁護してあげようと思っていたんですが!う〜ん・・・、ちょっと厳しいなw
まず構成がよくなかった。ロボットアニメなのに戦闘が少なく、ほとんどが日常パートというのが一番の問題。もう少し戦闘パートが多かったら評価も違ったんじゃないだろうか。また、戦闘が少ないせいでまどかが、みどり(アウラ)の搭乗を禁止され、戦力がヤバいっていうのがあまり伝わってこなかった。
それと、戦闘に爽快感が無かったのも駄目な所の一つ。爽快感があったのは序盤ぐらいで、後半は輪廻が発動してよくわからんうちに戦闘終了じゃつまらんですよ。序盤のバックドロップや、真剣白刃取りみたいなケレン味あるアクションを後半もやってほしかったなー。
まあ、それでも敵も味方もみんなキャラ立ってて、日常パートはそれなりに楽しめたし、後半は戦闘盛りだくさんな可能性もあるので二期に期待してます。


上に行くほど個人的評価↑です

評価A:未来日記、ペルソナ4
評価B:妖狐×僕SS、カードファイト!! ヴァンガード 、探偵オペラ ミルキィホームズ 第二幕、新テニスの王子様、偽物語
評価C:輪廻のラグランジェ

テーマ : 日記とアニメ・マンガ関連ごちゃまぜ
ジャンル : アニメ・コミック

未来日記 第26話「初期化」

【Amazon.co.jp限定】未来日記 Blu-ray限定版 第一巻(お休みユッキーシール付き)【Amazon.co.jp限定】未来日記 Blu-ray限定版 第一巻(お休みユッキーシール付き)
(2011/12/22)
富樫美鈴、村田知沙 他

商品詳細を見る



アニメ未来日記最終回の感想と総括的なものです。もちろんネタバレ全開です、ご注意ください。
ユッキーパパが死に、ユッキーが神になるため覚醒というか開き直ったあたりの話から対11th序盤あたりは、休みを一回はさんだこともあって、若干ダレたんですが、みねね様死亡→秋瀬くんマミる→由乃の正体バレから最終決戦に至る終盤はやばいぐらい面白かったです。誰だよ、途中でおもんなくなるって言った奴は!!
特にみねね様死亡→秋瀬くんマミる→由乃の正体バレあたりはめっちゃ面白かったですね。

由乃が一周目の世界から来た人間であるというこの作品最重要機密は、既に2ちゃんかニコニコのコメントで知ってたんですが、(俺のバカバカ!こういう作品はネタバレ注意ってわかってたじゃないか!つうかあいつら1話か2話でネタばらししてくるとかねーよ!酷いよ!こんなのあんまりだよ!)実際に見るのとじゃ全然違いますね。
秋瀬くんがついに真実にたどり着き、ユッキーが真相を知るあたりの流れは知っててもやっぱ面白かったです。良質のミステリーはネタバレされてても面白いに通じるものがありますね。
一番戦慄したのは由乃が2周目の自分を殺したこと。あの死体が2周目の由乃の死体である事がわかっていたんだから、当然由乃が由乃を殺したという事がわかっていたはずなのに、由乃が自分を殺したシーンは衝撃的すぎた。ここまでやるのかよってぐらいビビりました。やっぱ由乃っちはそんじゃそこらのヤンデレじゃねえZE!
ループものといえば最近だとまどかやシュタゲ、ちょっと前ならひぐらしかな、もっと昔ならジョジョ4部のバイツァダストとか自分の乏しい知識だとこれぐらいしか思い浮かばないや。まあ、それぐらいよくあるギミックなのに「自分殺し」というとんでもない事をしでかしたおかげでループものの歴史に刻まれたように思います、少なくとも自分の中では。それでも「自分殺し」っていうの何かの作品で見たような気がするんだけど何だっけなあー。

そっからの展開も熱くてグッドでした。由乃が再び世界線を移動し、殺人ゲームを繰り返す事を止めようとするユッキーの姿が実に少年漫画の主人公しててカッコ良かった。しかも、それが由乃を救うためという動機がまた良い。ループして別の世界のユッキーに会えばいいと思っている由乃の心が揺れ動いているのも良かった。愛だよ愛!二人はそうなるだけの時間を過ごし、そうなるだけの環境にいたわけですな。

その後のみねね様復活は熱くなるとともに、死亡回の感動が台無し感もあった。死んだ人間の復活はたしかに燃えるけど、いやそこは死んでけよってやっぱ思いますよねー。アバン先生は復活すべきじゃなかった、ムウさん(種)は復活すべきじゃなかったなどなど…。

混迷極める事態にムルムルと由乃は三周目の世界に逃亡し、ユッキーとみねね様も二人?を追いかけます。
三周目の世界でのバトルはインフレ極まるというか超常現象まで使ったバトルなんですが、個人的に3周目の話はユッキーと由乃のドラマと世界自体の未来改変がメインだと思ってます。

ユッキーが三周目の由乃を助けた事や、みねね様が来栖さんとの約束を果たした事、学校での最終決戦により3周目の世界は2周目と違った未来を進む事になります。ラストバトルはあんまり「未来日記」と関係無い話になるかと思えば、ユッキーたちの行動が実際たどるはずだった未来を変えるという、これまで日記の未来を変えてきた話の延長上というか大規模なものになるという構成には本当に感心させられました。
ドミノ倒し的に日記所有者たちのデッドエンドフラグを消していく様子は爽快でしたね。こんな時でも12thは12thで笑ったw

そしてユッキーと由乃、二人の恋人の物語にも終止符が打たれる事になります。
由乃って生まれっからのヤンデレかと思っていたら、後天的なヤンデレだった事がユッキー覚醒回18話で語られていました。両親から虐待を受けた事により歪んでしまった由乃、そのため由乃はユッキーとの約束が生きる支えになっていました。由乃は生まれつきのモンスターではない、悲しい過去があったために殺すしか能の無い女(なんつう肩書だw)になってしまったという事がわかって、由乃に感情移入しやすくなりました。まあ、その分底知れない怖さみたいなのは少し薄れたけど。
同じ回でユッキーも両親を殺され、二人を生き返すため神になる覚悟を決めます。孤独になったユッキーはますます由乃に依存する事に。由乃もユッキーに依存してるし、二人とも親を失い修羅の道を歩む事になるという似た者カップルですよね、お似合いカップルだとも思う。
ラスト手前25話でも、二人が依存し合っていた事があらためて語られます。
依存できるなら誰でも良かったとユッキーに告げる由乃、由乃の事が好きなのはずっとそばにいてくれたからだと言うユッキー。悲しいカップルだねー、でもそんな二人が自分は好きさー!ラストの話に感情移入し感動できたのは自分がユッキーと由乃のカップルが好きだったからなんだろうなあー。

最終回、三周目の由乃をユッキーが救ったおかげで、三周目の由乃と両親は家族としての関係を取り戻します。いつか夢見ていた光景、それが目の前にある、この光景を見る事ができたのはユッキーのおかげ、「やっぱりユッキーは凄いなぁ」そう言って由乃は涙を流します。自分の涙腺もやばくなります。
しかし、今の自分を止める事はできない、最後の一振りを由乃が振り下ろす…という危機一髪な所に夢の世界に閉じ込められていたユッキーが壁をぶち破り由乃を止めます。まさに愛の力です。
ついに由乃を止める事ができたユッキー。抱き合う恋人二人にラードのようなものじゃなくて雪のような欠片が降り注ぎます、このアニメでこんな美しい光景を見る事が出来るとは。
ユッキーは「自分を殺し神になれ」と由乃に言うが…ユッキーを殺す事の出来ない由乃は自殺します。そして、二人は最後のキスをしてさよならすることに…。
「刺せないよ」の伏線回収といい「キスがまた上手くなったね」の台詞といい、二人が積み重ねてきたものがすんごく伝わってきて泣けます。
しっかし、まさかユッキーと由乃のラブストーリーにこんなに美しい決着が待ってるとは思ってもいなかったなあ。アニメ自体、人がどかどか死にまくるデスゲームものだし、ヒロインがとんでもないヤンデレだったのに。
生き残るため相手を利用しようとしいたユッキー、歪んだ愛を持っていた由乃。そんな二人が真にお互いを愛するようになったのは予想外であり感動的であり、またその過程が納得できるものだったのも素晴らしかったです。

ラスト3周目の世界で幸せな生活をおくる登場人物の姿は微笑ましくもあり、ここまで見続けてきた者にとっては凄く感慨深いものがあります。たとえ2周目の世界とは別の人間たちである事がわかっていても…。市長とかまどさんがカップルになっているのにはどえらく驚いた。理由はひみちゅなんでしょうw あと3rdと12th、二人のやりとりにはときめかざるを得ない!

そして2周目に戻り神となったユッキーは…一万年も引きこもりになっていた!!
「由乃のいない世界に意味は無い」って言って一万年も由乃を愛し続ける事ができるユッキーすげえよ!十分ユッキーもヤンデレです。ヤンデレを愛する事ができるのはヤンデレだけということか…業が深いなあ。そういえば遊戯王GXの十代もユベル(超がつくヤンデレ、由乃に十分匹敵できると思う)と超融合するというマジキチな行動によってユベルを救ったんだよなあ。あれを夕方にやってた遊戯王GXは色んな意味ですげえと思う。

ユッキーに救いはないのかと思われたが、携帯にノイズが!携帯には由乃が来た事が書かれ、そしてユッキーを呼ぶ聞きなれた声が…。
という最終回を賛否両論にさせた問題のラストなんですが、今現在の状況だとどう判断すればいいかわからないんだよなあ。「NEXT PROJECT」によって何かしらのメディア展開があるんだろうけど、この続きを書くかどうかわからんし。
個人的な意見といえば、もしかしたら由乃が助けに来てくれたのかもしれない、ラストは視聴者のご想像におまかせします的エンドは好きなんだけどね。僅かに聞こえる由乃の声といい、最後は何だったんだよって気にさせるラストは若干ホラーっぽくもあり後味悪い感じもこの「未来日記」という作品らしくて良いと思う。原作通りにしてほしかったって人の気持ちもわかるけどね。
でも、もしこの続きがアニメで描かれるならぜひとも見たいです。


未来日記を使った能力バトルものとしてもバトルロワイヤルものとしてもヤンデレものとしても非常に楽しめる作品でした。突っ込みどころもたくさんありましたが、それをごまかす吹っ飛ばす勢いのあった作品でもありました。また、毎回色々趣向を凝らしたり、ムルムルパートをはじめギャグもちょくちょく入れたりとふところの大きい作品でもあったと思います。
これらは踏まえた上でこの作品がユッキーと由乃のラブストーリーであった事、しかも純愛であり綺麗な決着を着けた事は予想外であり感動的でもありました。今思えば最初っからユッキーと由乃のボーイミーツガールだったんだよなあ。ただヤンデレやらサバイバルゲームやらの非常に派手な外装のせいで最初はそれが見えなかっただけで。
あと声優陣の熱演も素晴らしいアニメでした。特に主演の富樫美鈴さんと村田知沙さんは1話の頃と比べて演技の上達具合が凄い。
個人的に2011年秋〜2012年冬にかけてのアニメで一番面白くて一番好きなアニメでした。

テーマ : 日記とアニメ・マンガ関連ごちゃまぜ
ジャンル : アニメ・コミック

ストライクウィッチーズ―スオムスいらん子中隊シリーズ

ストライクウィッチーズ―スオムスいらん子中隊がんばる (角川スニーカー文庫)ストライクウィッチーズ―スオムスいらん子中隊がんばる (角川スニーカー文庫)
(2006/09/30)
ヤマグチ ノボル

商品詳細を見る


ストライクウィッチーズの劇場版の予習?と復習をかねて、まだ手付かずだったいらん子中隊を読んでみました。
アニメとは違った時代と舞台とキャラクターで作られるストライクウィッチーズです。アニメが初代ガンダムとするなら、いらん子中隊は08小隊みたいな関係でいいのかな(いらん子中隊はアニメより前の時代だからこの例えはおかしいかもしれん)
作者は『ゼロの使い魔』で有名なヤマグチノボル氏。早く病気が治る事を願っております。


最前線だったアニメ一期、二期と違い、辺境のスオムス(現実世界でいう北欧にある国)がいらん子中隊の舞台です。寒い地方のため、露出が少ないなんて事はないです。シールドで寒気をシャットダウンできるらしくて、だから露出が多くても寒くないもん!…と言いたいところだけど、やっぱアニメと比べてパンツパンツしてないな。いやズボンだった。つうかあれはアニメがおかしいのか。
最前線から離れた辺境スオムスに派遣された扶桑のエース穴拭智子が、各国で邪魔者扱いされたウィッチたち「いらん子中隊」こと「スオムス義勇独立飛行中隊」を率いてネウロイと戦う熱血?ストーリーというのがおおまかなあらすじです。

こうして「いらん子中隊」を読んでると、アニメの501って各国エースの集まりだったんだなあってのがよくわかります。最初はまともに戦力になるの智子とビューリングぐらいだもんなあ。
自身の強さを過信しすぎる智子、落ちこぼれと蔑まれていたハルカ、軍規違反の常習犯ビューリング、ストライカーをしょっちゅう壊すオヘア、読書ばっかして人の話を聞かないウルスラ(エーリカの妹)、エルマは…えーと幸薄いエルマ…と「いらん子中隊」のメンバーは問題児だらけ。この問題児たちの成長が本作のメインの一つです(成長してないむしろ酷くなってるやつもいるけど)。最初が落ちこぼれな分、アニメより熱血要素が強いです。
この問題児だらけのメンバーもアニメの501メンバーと違った魅力があって、みんな良いキャラしてます。

ウィッチたちがそこまで強くない(智子みたいな例外もいるけど)という事もあり、ある程度ごり押しが効くアニメと違って、戦闘に色んな工夫が見られるのがこの作品の特徴でしょうか。色んな作戦や策を駆使して戦う戦闘シーンはアニメには無い魅力です。特に巻ごとのラストは大規模な戦闘があって毎回楽しませてくれます。(アニメでも色々作戦行動をとってるけどやっぱウィッチの能力頼りって印象が強い)

また、ストライカー、武器、兵器などの設定がくわしく説明されています。特に、ストライカーの種類や性能の違いなんかがよくわかって面白いです。アニメができるだけ説明を避け映像でミリタリー要素に拘りを見せるているのに対して、小説である「いらん子中隊」は設定などの説明によりミリタリーっぽさを出そうとしているような気がします。


とまあ、これまで「いらん子中隊」のポジティブな所ばっか書いてたんですが、人に薦めるには躊躇してしまう、しかもどうしても避けきれないこの作品の特徴ってのがあります…。いやまあ、良い所でもあるんだけど。
簡単に言ってしまうと、この作品ガチレズが出てきます。アニメ版の可愛らしい百合なんてもんじゃない、女体と女体の直接的ガチレズです。
最初アニメのノリで読んでみたら、びっくらこいたわ…。ここらへん人によっちゃ拒否反応でるだろうなあ。
しかも、レズの一人が自分の恋愛と性欲のために好き勝手行動しまくるので不快になる人もいると思います。ハルカ(あっ名前書いちゃった)、一巻の時はまだ可愛かったのになあ…(すでにその時からそういう傾向はあったけど)


…とまあストライクウィッチーズの世界観が好きでレズ描写を気にしない人、バッチこーいって人には楽しめる作品かと思います。アニメだけの人もぜひ読んでもらいたいです。
ところで4巻はやっぱり無理なのかなー…。

テーマ : 読書
ジャンル : 小説・文学

ドラえもん 新・のび太と鉄人兵団 〜はばたけ 天使たち〜

映画ドラえもん 新・のび太と鉄人兵団〜はばたけ 天使たち〜 ブルーレイ通常版 [Blu-ray]映画ドラえもん 新・のび太と鉄人兵団〜はばたけ 天使たち〜 ブルーレイ通常版 [Blu-ray]
(2012/03/02)
水田わさび、大原めぐみ 他

商品詳細を見る



この前TVでスペシャルとして放送された映画の感想です。
ドラえもん大長編の中でも一、二を争う人気作『のび太と鉄人兵団』のリメイク。自分自身も思いいれのある作品、良いという評判を聞きつつも〜はばたけ 天使たち〜の副題といい新キャラピッポといい嫌な予感はしてたんで期待してなかったんだけど、意外すぎるぐらい素晴らしい作品でした。

新鉄人において、旧作との違いは色々あれど、一番の違いはやっぱりピッポの存在。
旧作では改造された後は、人格が無くなってしまうジュド(ザンダクロス)の頭脳にピッポという個性を与え、人間に心を開きのび太たちの味方になるという展開は、改造して無理やり言うことを聞かせるというのは倫理的にどうだろう?という疑問をスタッフが持ったために生まれたのだろうかはちょっと気になるところ。子供たちの教育的に改造なんて悪いザマスというPTAからの批判を恐れたためという可能性もあるけど。
子供の頃は、旧作の改造を全く気にせず(むしろ改造されるボールを愉快だと笑ってた)見てたけど、新作を踏まえて見ると結構酷いなー。まあ、昔のドラえもんはそういうシビアさというかクールさも魅力の一つだと思う。

見る前に心配していたのはピッポの存在により、旧作の良かった所が潰れてしまわないかだったんですが、全然そんなことない、自然にピッポが話に馴染んでて驚いた!だってオリジナル要素を入れたせいで新魔界だと魔界での冒険パートを大幅カット、新開拓史だととってつけたようなオリジナルのせいでgdgdだもんな。それに比べたら、新鉄人は入れるべき要素をちゃんと押さえててますよ!リルルの出番が少なくなったといえどそれは旧作と比べてであって、新作でもちゃんと存在感あるし、人間に心を開く描写もしっかりしてて、しずかちゃんと百合百合してます!脚本の人素直にすげえなと思う。

新鉄人の最大の見せ場は、ラストの鉄人兵団との決戦。大軍団の鉄人兵団にさすがのドラえもんたちもかなわない。どうやって地球は救われるのか?
ドラえもん史上最大の危機に、しずかちゃんとリルルが建国前のメカトピアにタイムマシンで行って、始祖ロボットに他人を思いやる心をプログラミングする事によって、鉄人兵団は消滅という反則的な解決方法を取るのは新旧ともにいっしょ。
しかし、新鉄人では旧作で蚊帳の外に置かれていたのび太パートがピッポの存在によりしずかちゃんパートとシンクロします。ここでリルルとピッポの心が繋がっているという設定が生きるのがうまいねえ。リルルがピッポに消えることになってもいい?と訊ねるシーンが泣ける。
ピッポがのび太のために戦艦に突撃し一矢報いるシーンもロボットアニメしてて熱い!博士が息を引取ったため、リルルがしずかちゃんたちから学んだ事から思いやる心をインプットするシーンも感動的です。
そして、最後は鉄人兵団が消滅し、リルルとピッポも消えることに。しずかちゃんはリルルと、のび太はピッポとお別れ。ピッポの存在って旧作で最後のほう若干空気になってたのび太のためでもあったんだなあ。

地球は救われ、数日後…。のび太が空を見ているとリルルとピッポらしき鳥の姿が…。旧作だとリルルの姿ははっきりしててリルルは天使として生まれ変わったんだ、良かったーと思えるシーンなんですが、新作だとセピア色ではっきりしていない。まるでのび太が見た白昼夢か幻のように見える…。オーバーな表現が多く、あざとい目の新ドラにしてはかなり異色なシーンだと思う。いや、これもあざといといえばあざといか。
ピッポの存在によって旧作より奇跡の割合が増えたので、ラストはこれぐらいの方が正解かもしれない。
リルルとピッポは天使になったのかどうか・・・、それは見た人の想像にお任せしますってことなんでしょう。

ミクロスの出番大幅カット、最終決戦の前哨戦カット、「そうさリルルは天使さ!」の名言カットなどなど、見たかったシーンもありますが、新作には旧作には無い良さがあるし、もちろん旧作には新作には無い良さがあるということで良し悪しなんでしょう。
旧鉄人も好きだけど、新作もこっちこっちで好きと言えるような作品で本当に良かったです。
次リメイクする機会があるなら、『海底奇岩城』あたりがいいかなー。

テーマ : 日記とアニメ・マンガ関連ごちゃまぜ
ジャンル : アニメ・コミック

プロフィール

Author:劣化
FC2ブログへようこそ!

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
FC2カウンター
FC2カウンター
現在の閲覧者数:
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
Powered By FC2ブログ

今すぐブログを作ろう!

Powered By FC2ブログ

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR