2016年春期アニメ感想(総括)

うしおととら

2期の序盤はカットの連続やダイジェスト的な内容になってしまってる事に、このアニメ失敗かも…とあきらめそうになってたけど、途中から何とか持ち直したように思います。尺的な意味ではすんごい勿体ないアニメなんだけどアニメスタッフは尺が足りない中で最大限の働きをしてくれたと思う。

原作を読んだのは十数年前であり、しかも友達に借りたものなので読み変えした事があまり無い作品でした。そのため忘れてるところがあり、そのおかげで割と新鮮な気持ちで楽しめるし粗に気づかないところがあり、そういったところもこのアニメが楽しめた要因の一つでした。(そんな自分でもカットしてるなってのがわかるぐらいだったが)
おぼろげな記憶の中で特に印象に残ってるのが流兄ちゃんの裏切りと死、鏢さんの復讐と死、とらの過去編であり、そんな強烈な印象を残すぐらい素晴らしいと思えたエピソードをこのアニメでは力を入れて作ってくれたのも、このアニメの印象が良い理由の一つです。
意外と全然覚えてなかったのが白面の倒し方。ああ、そういう理由だから倒せるのかと素直に感心。相変わらず伏線をちゃんと張っていたのか後付けがわからないが、こういうのはこの作者はほんと上手いなと思った。

何だかんだいって良いアニメ化できた、うしおとらを見てると、やっぱりからくりサーカスもアニメ化して欲しくなってきます。
尺的な意味でも表現的な意味でも、うしおとら以上にアニメの難易度高いけど、やっぱ挑戦して欲しいなあ。


あんハピ♪

とにかく見てたらがんばりましょう♪って思えるアニメでしたね。
キャラも良い、細かく動くキャラも可愛いし小ネタが面白い、百合百合してるのも好ましい、OPで元気出てEDで謎の感動でしめると、充実した内容!そしてどんな時でもハッピーに生きようとするハナコ達に元気をもらってました。

個人的に、幸福の花を探す4話、ヒビレン回の5話、ハナコが風邪をひく7話が良い最終回過ぎて、8話からの話はそれらの回に比べるとちょっと負けてると思ってしまって、中盤でこのアニメのピークが来てしまった気がします。
ですが、8話からの話も十分面白くて、特にハナコ達の日常がまだ続いて行くという事を描写して話をしめた最終回は4・5・7話とはまた違った良い最終回で印象深いです。
不幸だと思わないハッピーだと思うハナコが眩しい…。自分もそういう風に生きていきたいものです。


三者三葉

日常系アニメなんだけど、女の子のキャハハウフフよりもコメディアニメよりだった印象。
動画工房は日常系アニメを作る場合やっぱコメディ色が強くなる傾向があると思う。
実際、今思うとこのアニメを自分は日常系アニメというよりコメディやギャグアニメとして楽しんでた気がするなぁ。山路や薗部ら大人たちのボケが割と好きでした。
それでも特に大きなイベントがあるわけでなく、おそらくアニメ版の主人公として設定されてるであろう葉子様が成長した事を示してこのアニメの一旦の区切りをつけるという最終回はやっぱり日常系アニメっぽいと思うのでした。
コメディ系と日常系の境目って難しいなあ。まあ、コメディであろうと日常系アニメであろうとこのアニメが良いアニメであった事は変わらないから良いじゃないか。


ネトゲの嫁は女の子じゃないと思った?

今期のアニメで一番、安定感のあるアニメだったように思います。
話の幅は狭くなるけど、やっぱ正ヒロイン固定の方が安心感あるなとも思った。その場合ちゃんとヒロインに正ヒロインに足る魅力があるかが問われる事となるが、アコは正ヒロインにふさわしい可愛さがあって、そこもこのアニメの良さでありました。
アコ自身のキャラも良いし日高里菜ボイスは可愛いにゃしぃ!

最終回も良い最終回で終わってくれたんだけど、ラブコメとしてのピークは結婚式までやった8話の方が上で良い最終回度でもこっちの方が上かなと思った。今期はそんなアニメが多かった気がする。
ただネトゲものとして見ると、みんなで協力した攻城戦の方が最終回にふさわしかったのもわかる。どちらが良いかは好みの問題なんだろうな。


甲鉄城のカバネリ

7話まではすんげえ面白かったです。~までは…という事はまあ、その後は失速したわけなんですが…。まあ、他所でも言われてるとおり、美馬様が出張ってからは面白くなくなったというわけです。
美馬様がやろうとしてる事も美馬様自身のキャラも魅力があまり無いし、美馬様が関わるストーリーまで面白くない、なのにその話がこのアニメのメインストーリーになるんだからそりゃあつまらなくなったと言われますよ。
まあ、それでも終盤の生駒の命を賭けた戦いと巨大カバネへと変貌を遂げた無名ちゃん救出は盛り上がったし面白かったです。

しかし、そんな最終回でも一番面白くてグッときたのが、甲鉄城のメンバーみんなで脱出するというあたりの話であって、このアニメの魅力は甲鉄城のみんなで困難を乗り越えるというところにあり、甲鉄城のメンバーが自分は好きだったんだなって事がわかった。
そして、やっぱり6話までの甲鉄城一行がカバネを倒していくという単純明快なストーリーを最後までやって欲しかったなって思ってしまったのでした。


はいふり(ハイスクール・フリート)

最終回でようやく、このアニメで自分が見たかったもの、アニメスタッフが作りたかったであろうもの、設定がガバガバでも勢いでごまかせるほどの面白さにたどり付ける事ができ、そしてこのアニメは駄目なところまで含めて愛するべきアニメなのだとやっと気づきました。
比叡戦でも見せた軍事知識を活かした戦闘、晴風の乗員たちの友情や成長、ドイツ艦たちが晴風を助けに来る王道展開も燃えるし、突っ込みどころは勢いと主題歌を流してごまかせ!なノリも自分好みで最終回が今までで一番面白かったです。
なのに最後の晴風沈没で、感動よりも笑いの方が自分の中で勝っていたのは何故なんだろうか?
今までたくさん攻撃を受けてたんだからおかしくないのに何故か唐突感があるように思えてしまい、感動的BGMが流れててみんな悲しんでるのに何故か自分は笑ってしまった。
まあ、そういう何故か駄目だと思ってしまうところも含めて楽しかったアニメという事なのだろう。
二期があるなら、楽しみ方がわかった今なら一期の時より楽しめそうな気がします。


迷家-マヨイガ-

面白かった!
ギャグアニメとしてだけどな!
何で水島努監督はホラーやるとギャグアニメっぽくなってしまうんだろうか。このアニメに関しては“っぽい”レベルではなく完全にギャグアニメになってしまってたけど。狙ってやっているのか、天然なのかは凄く気になる。
もう少し人が死ぬなり派手なイベントをやっても良かったと思ったけど、駄目人間たちのトンデモな言動を観察するアニメとしてはなかなか楽しめました。そういうところも水島努っぽくあり岡田マリーっぽくあったな。ある意味、この二人は相性の良いコンビだったのかもしれない。



ビッグオーダー

最初っから最後まで結局ネタアニメとして楽しんでしまった…と思ったら最後の最後で思わぬ仕掛けが!!
普通に見ただけでも、これってもしや…?と思っていたのに噂のオーディオドラマを聴くと完全にバッドエンドだこれ!?
アニメ最終回がベッタベタなご都合最終回だったが故に余計に造られた偽りのハッピーエンド感があるんだよなぁ。
それでもバッドエンド確定してないどちらかはご想像に任せますにとどめてるあたりも上手い。ハッピーエンドが良ければハッピーエンドの方を信じればいいんだよなぁ。
最後の最後で思わぬ化け方をしたアニメでした。


くまみこ

ビッグオーダーが上手いバッドエンドをやってくれたのに対して、くまみこは下手なバッドエンドをやってしまいました。いや、くまみこの場合はバッドエンドをしてしまった時点で失敗してるのか。
最初、視聴者がこのアニメに期待していたものってまちちゃんを主人公としてほのぼの日常ものだったと思うんですよね。最終回、普通にまちちゃんがちょっと成長して終われそうなところまでいったのに、結局逃げてしまって都会は嫌だ、田舎で引きこもっていた方が良いというバッドエンドで何で終わらすかなぁ…。普通で良いじゃん!普通で!普通に成長させて終わらせてあげようよ!
もしかしたらこのアニメスタッフは普通の美少女日常もののつもりで作っていたのではなく、ブラックユーモア的なジャンルのアニメとして作っていたのかもしれないけど…。実際、途中からまちちゃん虐めが目についたしね。うん、そしてその虐め要素がぶっちゃけ見ててしんどかったしつまらなかった。
最終回もバッドエンドでも面白かったら良いけど、まあ、つまらなかったです。


上に行くほど個人的評価↑です。

評価B:うしおととら、あんハピ♪、三者三葉、ネトゲの嫁は女の子じゃないと思った?、甲鉄城のカバネリ
評価C:はいふり(ハイスクール・フリート)、迷家-マヨイガ-、ビッグオーダー
評価D:くまみこ

今期は少し厳しめの評価で。
評価Aは無しだけで不作感がなかったのは、まだ終わってないジョジョ・マクロス・リゼロが面白かったからだと思う。
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