サマーウォーズ

サマーウォーズ スタンダード・エディション [Blu-ray]サマーウォーズ スタンダード・エディション [Blu-ray]
(2010/08/01)
神木隆之介桜庭ななみ

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金曜ロードショーで見ました。
普通にエンターテイメント作品として面白かったです。

独特の演出や表現で魅せるネット世界と、それの対比のように描かれる日本の古き良き田舎と大家族が魅力的。登場人物も多彩で現実、アバターともに性格的にも外面的な面でもキャラが立っています。世界を救うという理由に乏しい健二と陣内家がお婆ちゃんの仇を取るために人工コンピューターラブマシーンと戦うっていう物語の展開は上手いし、おそらくこの作品のテーマであろう家族や人と人とのつながりっていうテーマにも合ってると思いました。
やたらハイスペックな健二や陣内家の面々が自分らの技能や職を駆使してラブマシーンと戦う展開は非常に爽快。個人的に自衛隊で極秘の部署に配属している理一さんが地味にかっこいいぞ!
そこからかなり強引な力技を使いつつも(^_^;、世界中の人々が夏希に自分のアカウントを託すクライマックスのシーンはなかなか感動的です。
物語の結末も爽やかで最後まで見て良かったと思えるものでした。

ただまあ、手放しで褒められる作品ではなかったのも事実。結構、粗も目立ちます。
OZシステムに頼りすぎな世界観や、ルールもわからないし駆け引きもないのでどう盛り上がっていいかわからない花札勝負(いくら先輩が花札得意だからといって相手のミスでしか勝てないラブマシーンはあんまり高性能なコンピューターって感じがしないな)、ヒロインなのにあんまり魅力的に感じない夏希先輩(カズマきゅんの方がよっぽど魅力的なヒロインしてたよ)とか偶然が多すぎるご都合主義などなど他にも気になるところはありましたけど、そこらへんは勢いでごまかされた気分になってまあいいやって目をつぶることもできます。
が、どうしても気になったのが主人公健二たちの周りだけで話が進んじゃうので世界が狭いと感じてしまうところ。
ラブマシーンの脅威に気づいている人間が少なく、このラブマシーンをどうにかしようとしてる人間が健二たちだけってのは流石にどうよって思うわけですよ、ちょっとリアリティを感じられなくなる。もっと日本政府とか他の国も動いてくれよ、それともこれは日本政府はこんなとき何もしないしできないよっていうスタッフからのメッセージなんですかね(^_^;
そして、ハイライトである世界中の人々が夏希に自分のアカウントを託すシーン。確かにそのシーンの演出は素晴らしく、感動できるシーンなんですが、それまで世界中の人々がラブマシーンによって苦しんでるっていう説明があるだけでシーンがほとんど無いし、人と人の繋がりについてちょっと掘り下げが足りないので深い感動には至らないんですよね。
そうこの作品は深く掘り下げずどちらかといえば浅く触りしか登場人物の心理や人と人のつながりとかを語っていないと思うんですよ。
物語全体に深みがなくてなんか物足りなさを感じてしまう。視終えた後、面白かったなーとか、映像が凄かったーとか、かずまきゅんハァハァとか思うだけで、心に良くも悪くも深く刻まれなかったんだよなー。良くも悪くもさっぱりした映画でした。
尺の問題もあるし、くどく語ると見てる人がしんどいだろうから深く入り込まずスタッフ的にはファミリー向けの誰でも楽しめるエンターテイメント作品を目指したということなのかな。


テレビ放送版はだいぶカットされてたみたいですね。夏希先輩とわびすけの花札勝負で先輩が花札が得意であるという伏線や、家族の一人で甲子園に出場してる野球球児とか(存在まで消されたのかよ、ひでぇ(^_^;))、カズマきゅんが昔いじめられていたので波平から拳法を習いそれから師匠と呼ぶようになったというエピソードとか(これ聞くまでゲームの師匠かと思っていた)、他にも家族のシーンとかたくさんあったみたいです。
ノーカットで見てたら、もっと違う感想を持ったのかなー。
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テーマ : 日記とアニメ・マンガ関連ごちゃまぜ
ジャンル : アニメ・コミック

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