死が二人をわかつまで ジョン・ディクスン・カー

死が二人をわかつまで (ハヤカワミステリ文庫)死が二人をわかつまで (ハヤカワミステリ文庫)
(2005/04/21)
ジョン・ディクスン カー

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<あらすじ>
劇作家ディックはレスリーと婚約を結び、幸福な未来に胸を膨らませていた。しかし、村の催されたバザーの占い師を演じていた犯罪学者ハーヴェイ・ギルマン卿から忠告を受けたとき事態は急変する。婚約者レスリーの正体を教えようとすると、レスリーが持っていた銃でハーヴェイ・ギルマン卿が撃たれたのだ。銃の暴発ということで事故として処理され、一命を取り留めたハーヴェイ・ギルマン卿はディックに夜に一人で家に来てほしいと言う。そこで聞かされた話にディックは驚愕する。レスリーの正体は過去に三人の男を殺した毒殺魔だというのだ。


フェル博士もの。劇作家ディック・マーカムがとあるイギリスの田舎町で巻き込まれた事件です。
カーお得意のオカルトはないけど、レスリーは本当に毒殺魔なのか?とディックが疑心暗鬼に陥る中、真実を知ろうとする様子は緊張感がありサスペンス的な面白さがあります。その上、お約束の密室殺人事件が起きて、ディックに好意を持っている女の子シンシア(しかもあきらかにレスリーに対して敵愾心あり)まで首を突っ込んできてとんでもなくややこしい状況になってしまいます。そしてようやくフェル博士が登場して、事態は落ち着くかと思えば、さらにひっくり返されて・・・。

センセーショナルな発端で始まって、そこから展開が二転三転していき、さらに一章ごとの引きが上手いのでどんどん続きが気になります。ミステリーとしてすんごいトリックがあったり驚愕の結末があるわけではないけど、最後までディックとレスリーがどうなってしまうか読めなくて、サスペンスとしてたいへん楽しめた作品でした。

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テーマ : 推理小説・ミステリー
ジャンル : 本・雑誌

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