遊戯王5D's 総評

遊戯王5D's SOUND DUEL 03遊戯王5D's SOUND DUEL 03
(2011/02/16)
TVサントラ

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最初はバイク!?シンクロ召喚!?生贄じゃなくてアドバンス召喚!?ねーよwwwwww遊戯王終了のお知らせ!!ギャハハハハハハハハ状態だったのにまさかこんなに面白くて最終回が惜しまれる作品になるとは誰が思ったであろうか、いやいない(反語)。
みんなはそうだけど俺はバイク受けると思ってたわー、三年前から思っていたわー。
ごめん嘘、半分ほんと。バイクでデュエルやると聞いたとき、もしかしたらもしかしたらもしかしたら面白いんじゃないの?ぐらいは思ってました。
にして今じゃ何故バイクに乗らないんだ?ライディングデュエルじゃないと満足できないぜ!だもんなー。新しいこと始めようとアイディア出した高橋先生凄いわ。それをちゃんと実現してしかも面白いものにしたスタッフも凄いです。

シンクロ召喚もなかなか良いアイディアでしたね。モンスター同士によるシンクロは逆転につながりやすくてデュエルを面白くしたし、厨二な前口上も派手な召喚シーンもカッコよくてキャラクターを立たせるのにも役立ってました。悪い点はというと融合とアドバンス召喚が不遇な目にあったことか。あと現実のカードであまりにもシンクロが使い勝手が良すぎて環境が激変したこととか。シンクロには功罪ともにありか。作中のシンクロのしすぎで世界が崩壊したという未来の話は、現実世界の遊戯王もシンクロのせいで環境がぶっ壊れてしまったという意味合いもあるんじゃないかと勘ぐってしまう。


今振り返ってみると1話のころは結構叩かれていたなあ5D's。サイバーパンクな世界でしかもスラムから話はスタート。それでいてバイクにシンクロ召喚、今までの遊戯王とあまりにも違いすぎる。
口数が少なくクールすぎる初期の遊星が主人公のせいもあってか話もわりかし暗めだった。
警察が庶民を虐げる差別と貧富の格差が蔓延した都市、登場するのは荒くれた男たちばかり、そんな暴力で支配された世界に悲しき過去を持つ不動遊星が反逆する!
ああ、初期の5D'sはバイオレンスで渋くて硝煙と血とカードの印刷の臭いが漂ってきそうな男の物語だったなあ。夕方の飯時に刑務所で拷問されるカードアニメの主人公なんてどこにいるんだよ!出てくるのは男ばかりでほんと女っ気がなかった。13話で龍可ちゃん登場、14話でアキさん登場ですよ!ヒロイン登場するまでに1クール費やすとかアグレッシブすぎるぜ5D's。そう考えると初期のヒロインはラリー(♂)だったなあ。
でもこれはこれで面白かった。デュエルで悪人を成敗し、たった一人で社会に反逆する遊星はクールでかっこ良かった、後の遊星とはまた違ったかっこ良さがあった。視聴率が良くなかったためか路線変更の憂き目に合うが、初期の5D'sの方が好きな人もいるぐらい。
でも話が本格的に盛り上がってきたのは登場人物が増えてきてフォーチュンカップっつうデュエルの大会が始まるといういつもの遊戯王になってからなんですけどね。
この大会あたりからスタッフがライディングデュエルに慣れてきて視聴者もラィディングデュエルの楽しみ方がわかってきた気がします。
ムクロ戦、ボマー戦、ジャック戦(2戦目)は面白かったなー。あー、あとアキさん戦も色んな意味でw
相手を痛みつけることに愉悦を感じている夕方アニメのヒロインなんて流石遊戯王だZE!
GXのユベルで耐性が出来ててもメインヒロインでこれとかアグレッシブすぎるよ遊戯王w
多分、アキさんはおっぱいとそのドSっぷりに敬意を表してさんづけで呼ばれるようになったんだと思います。

シグナーが全員ほぼ集まって、ジャックが元キングになると新章突入。ダークシグナー編の始まりー!
ダークシグナー編はほんと面白かった。
ダークシグナー編は次々と人は死んでいくわ、しかも復活する保障はないわ、まさかのキャラがダークシグナーになるは、五人目のシグナーの謎とか、次が予想できなくて毎週が面白かったなあ。
敵となるダークシグナーも地上絵の痣、ダークシンクロ、地縛神、そしてシグナーたちとの因縁(えっ?ディマク?何のことです?)と、主人公たちシグナーのライバルとしてふさわしい設定とキャラクター性があって魅力的な敵だった。
ばらばらであったシグナーたちが自分たちの使命を知り、仲間となり強大な敵に立ち向かう展開も燃えました。
ダークな展開が続くわりにこの章からシリーズ構成が冨岡淳広氏からDM、GXでも脚本を担当していた吉田伸氏にかわったせいかギャグが増えて窮屈さが無くなった気がします。にぎやかしキャラカーリー登場、元キングになったことによるジャックのネタキャラ化、そして何といっても鬼柳さんの登場はでかかった。
満足さんこと鬼柳さんの登場はほんと笑劇衝撃的でした。チームサティスファクション、満足、素敵すぎるキーワードとエピソードを提供して笑いと涙をくれた鬼柳さんは偉大なエンターテイナーやわ。
そういえば、このダークシグナー編でクロウホーガンという男が新レギュラーになりました。最初は二代目三沢候補の筆頭として空気化すると思われていたのに、ダークシグナーになったボマーに勝利、チームの三番手になる、まさかのシグナー化ととんでもない大出世。そのせいで龍亞、龍可、アキさんは割りをくっちゃったなあ。
多分、この優遇っぷりはBFを売りたいコンマイの陰謀なんじゃねと勘ぐってしまう。玩具コマーシャル番組では仕方のないことなんですよ。あと双子とアキさんはスタッフ的に動かしづらかったんだろうなってことが見ててわかる。
遊星たちは長官を倒しネオドミノシティーを救い、ここで一旦物語で区切りがつきます。ダークシグナー編ラストはここで最終回でもいいぐらいいい最終回だったなー。章だけで言えばこのダークシグナー編が個人的に一番好きでした。

遊星たちの次なる目標はワールド・ライディングデュエル・グランプリ(WRGP)。WRGP編の始まり始まり。
シティとサテライトが一つになり、当初にあった貧困やら差別やらの要素は薄れることに。そのこともあってか前と比べて新章は明るいです。ダークシグナー編のような一本のストーリーを続けて進行するのではなく、GXのときのような1話、2話の単独の話が続く路線に変更され、一旦物語が動き出すまでは、新キャラ新敵キャラ紹介回、伏線のための回やレギュラーたちの日常が話の中心となります。
前のようなダークさや緊張感が失われ、ダラダラしているとの批判もあるようだけど、戦いの日々に明け暮れていた遊星たちの平穏な日常が見れたのは良かったです。日常回のおかげでさらにキャラクターに思い入れが出来たってのはあるなあ。
個人的にジャック借金を踏み倒すの回、アキさんの免許取得回が白眉。

途中映画の製作のためメインスタッフが一時離れ、その穴埋めのためか物語は横道にそれます。そこで始まったのが遊戯王5D's一の問題シリーズ「クラッシュタウン編」。
日本とは思えないような西部劇の町、デュエルで負けたら鉱山行きの無法地帯、しょっぱなからネタまみれなのに、それを加速させるあの男がハーモニカの音色とともに帰ってきたー!!
「クラッシュタウン編」は完全に鬼柳さんのための鬼柳さんによるシリーズです。
シリアスな笑いとはどういうものなのかと5D'sスタッフが見せつけてくれます。
ネタ的な意味でも面白い、なのに普通の意味でも面白いという離れ業するスタッフは本気ですげえと思う。いや、遊戯王自体そういうとこあるんじゃないのと思えば、このシリーズはその面白さを凝縮したシリーズです、かなり偏った方に。
最初の方は笑いすぎて真面目に見れなかったのに最後の鬼柳さん対ロットンの一騎打ちはほんとかっこよかった。
ダークシグナ―編の鬼柳さんの最後の一言「こんなんじゃ、満足できねぇぜ…」はスタッフも同じ気持ちだったんだろうな。「クラッシュタウン編」はそんな不満足をぶっ飛ばすぐらいの大満足でした。

クラッシュタウン編改めサティスファクションタウン編を終え、物語は再び動き始めます。
ついにワールド・ライディングデュエル・グランプリ(WRGP)が始まります。まさかWRGP開始にここまで時間がかかるとはチョー↑ビックリだよ!
ワールド・ライディングデュエル・グランプリ、確かにどの試合も面白くてチームであることを生かした戦法は新鮮だった。
でも、トーナメントなのに遊星たちの試合だけで他のチームの試合無し、牛尾さんチーム・シェリーチームの伏線無視、チーム戦であるため一試合が長すぎる、ほとんどの試合が遊星頼りのワンパターン、せっかく交代枠があるのにアキさんが出場したのは一回だけでほぼメンバー固定とWRGP編には個人的に結構不満ありです。
特に遊星、ジャック、クロウ以外のメンバーが空気気味だったのは不満足。スケボーの龍亞龍可は流石に試合に出れないから仕方ないとは思うけども。ラストのアーククレイドル編がより面白く感じたのはメンバーにそれぞれ見せ場があったからなんだろうなあ。
あーあとチームイリアステルのネタキャラ化は鬼柳さんに匹敵するぐらい凄まじかった。プラシドとホセのバイク合体は5D'sスタッフの笑いにかける意地を感じました。

ラストのアーククレイドル編は最後の章に相応しい盛り上がりと面白さでダークシグナ―編に匹敵するぐらい目が離せなかった。クロウ&アキさん対シェリー、ジャック&龍亞&龍可対アポリア、遊星対ブルーノ(アンチノミー)のそのどれもがデュエル的にもドラマ的にも熱くてそれぞれキャラクターの成長が感じられたのも良かった。

仲間であるチーム5D's、そして敵であったアンチノミー、アポリアたちまでもが遊星に希望を託し、最高潮の盛り上がりで始まった遊星対ゾーン。ゾーンの正体で盛り上がりに水を差したのは残念だったけど、ちょっとした不満を大満足に変えてしまうぐらいの超展開と燃える展開だったのでオールオーケー!
この最終決戦は5D'sどころか遊戯王シリーズで随一の最終決戦だと思います。

全てが終わり平和に戻った世界で、遊星たちは新たな旅に出る。シリーズ恒例の卒業デュエルは前の感想でも書いたとおり集大成として素晴らしかった。個人的にここ10年ぐらいでも滅多にお目にかかれないすんばらしい最終回だった。


全体を通して言えばともかく三年続けて途中中だるみがあってもあの高テンションを維持できて、ピークをラストに持ってこれたのはほんと凄い。正直ダークシグナ―編が終わったときはここがピークで後は下がっていくだけだと思っていたし、クラッシュタウン編のときはここが笑いのピークだと思っていたのにそれ以上にプラシド、ホセで笑わかせてくるし、何回もピークを更新したスタッフの力量と情熱にただ驚愕するばかりです。
細かいところでいえば回収されていない伏線や、空気化してしまったキャラ、退場してしまったキャラ、もう少し活躍してほしかったキャラなど不満はあるんですが、そんなもん知らんとにかく面白かったぜ満足したぜと思えるぐらいパワーのある作品でした。
あとレギュラーはもちろんのこととしてキャラが濃いやつばかりで、キャラクターに凄い思い入れが出来てしまったな。特に遊星、ジャック、クロウ、アキさん、龍亞、龍可、ブルーノのチーム5D'sの面々が好きすぎてもう水曜日に会えないと思うとやばい鬱になりそう。速く再放送してくれー、速くTF6がやりたいよー。


最後に個人的ベストデュエル5。

5位 遊星&ジャック&クロウ対レクス
ダークシグナ―編ラストに相応しいデュエル。シグナ―とダークシグナ―両方の痣を持つという長官の設定もボスに相応しかった。

4位 遊星&鬼柳対ロットン
クラッシュタウン編のラストデュエル。とにかく鬼柳さんがカッコよすぎて満足した。

3位 遊星対ルドガー
ダークシグナ―編で一番好きなデュエル。

2位 遊星対ジャック(最終回)
最終回に相応しい感動的なデュエル。ほんとに泣いた。

1位 遊星対ゾーン
ともかく最終決戦に相応しい、これでもかというインフレと燃える展開の連続。

1位と2位は逆でもいいかもしれない。
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