アルトネリコ2プレイ9

アルトネリコ2 世界に響く少女たちの創造詩 PlayStation 2 The Bestアルトネリコ2 世界に響く少女たちの創造詩 PlayStation 2 The Best
(2008/08/07)
PlayStation2

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メタファリカを謳う許可を得るため、クロアたちは『塔』へと向かう・・・の前にずっとダイブをやってなかったんでちょっとだけでもダイブの話も。
アルトネリコ2はアルトネリコ1と違い、自分が嫁と決めたヒロイン以外LV9の最下層まで潜ることができません。ゲーム的な観点で考えれば、1つのセーブにつき一人しか最後まで行けないとかめんどくさいし選ばなかったヒロインの詩魔法とコスチュームが少なすぎる、正直かったるいと思った人もいるでしょう。しかしゲームといえど一人の女の子相手です。他に本命がいる男に自分の心の奥底を全部さらけ出すでしょうか。男側のクロア視点から考えてもとても不誠実です。思えば1は何も考えてないライナーだから複数のヒロインに最後までダイブできたんでしょう。物事を深く考えず猪突猛進なライナー、冷静だけど一歩退いてしまうことのあるクロア、今思うと対称的な主人公だなあ。

ルカとジャクリのダイブをLV5で切り上げ、クローシェ様のダイブを進ませることにします。自分はクローシェ様一筋ですぜ!・・・少なくともこのルートのうちは。(意志弱っ!)
つうかインフェルが現実世界やインフェルスフィアでやってきたことをクロアが大して言及しないのが驚き!
確かにクロアはインフェルスフィアでインフェルがやったことを見たわけじゃないけど、インフェルがクローシェ様の心の護をほとんど問題もなく続けるのはかなり強引だと思う。まあこのことについては仕方が無いとあきらめるしかないかなあ・・・。
LV5は浴衣(しかも超ミニ)クローシェ様というとんでもなく素晴らしいものが見れます。クローシェ様のコスチュームで愛染吉野が一番好きだわー。あとクロアが鎖のついた首輪をつけられるというペットとご主人様プレイも(笑)やっぱりクロアはクローシェ様の犬なのね・・・。
御子という立場上大っぴらに恋愛できないクローシェ様のもどかしさが現れた階層で、恋にウブなクローシェ様に萌えるとともに色々笑いどころ満載で楽しい階層です。クロアは災難だったけどw
LV6はLV5と逆に拘束具に目隠しを装備したマゾ御子様登場で度肝を抜かれます。しかも女王様的なルカにいじめられるというシチュエーション。
そんなんばっかやってるからエロゲって言われるんだよガスト・・・。
本来はルカが正式な御子であり、ルカに対するコンプレックスや民衆を騙しているという罪悪感が現れた階層ということなんだけど、あれ?ここらの話ってインフェルスフィアでもう解決してない?LV6のダイブ、メタファリカを謳って演説した後で進行してるんだけど今ごろ、そんなコンプレックス見せられても・・・ってなってしまうなあ。この階層はもっと前にやるべきだったんだろうなあ。その後のLV6R(クローシェ様はLV3が意図的に消されているための特別階層)のLV6と同じくルカに対するコンプレックス、民衆に裏切られるんじゃないかという恐怖といったトラウマ、LV7の破滅願望とかもすでにインフェルスフィアや本編で解決できたものだよなあと思えてしまってなんかのれない。無理に解釈すればクローシェ様のトラウマを無理に封じていた、まだ残っていたっていう解釈はすることができるけど。やっぱストーリーの進行とコスモスフィアがシンクロするのは難しいなあ。だからと言っていつダイブするかが固定になるといつでも条件があえばコスモスフィアにダイブできるという気軽さが失われてゲームが窮屈なものになるのも問題。ここらへんはスタッフも頭を抱えたと思います。こういうとこはプレイヤーの脳内変換力や妄想が問われるとこだと割り切りましょう。うん、自分は妄想で補ったぞ!
LV7のラストはクロアが口先の魔術師ぶりを発揮し恥ずかしいセリフを連発!クローシェ様に生きたいという気持ちを強くさせることでクリアします。泣きべそかいて子供みたいなだだこねるあたり精神的にはやっぱりまだまだお子ちゃまなんだろうなクローシェ様、そういうとこが可愛くてクローシェ様ラブだわ自分。

LV8が最大な関門であり謎であるクローシェ様の失われた過去と戦うことになります。コスモスフィア内にいた謎の少女アリスは実はクローシェ様のレイカ時代の記憶だった。レイカ時代の記憶がなかったのは誘拐されたときの辛い苦痛のため記憶喪失になっていたのだ。
アリスは自分にばかり辛いことを押し付け、自分の記憶から追放したことをクローシェ様に責める。クローシェ様は辛い過去を思い出したくないばかりに逃げ、アリスから目を背けた。
そんなクローシェ様が出会ったのが幼き頃のルカ、今は亡きレイシャさん、そして最初と回想にちらっと出たルカとレイカの父親バッツさん(FF5のハーレム主人公にあらず)でした。昔すごしたはずの温かい家庭と優しい家族、こんなものを自分は忘れてしまっていたのか・・・。記憶を失ったことにより得たものもあったけど失ったものもあった、クローシェ様は大切なものを取り戻すため自分の過去「アリス」を受け入れる決断をします。
アリスと対峙するクローシェ様、しかし恐怖のため前に進むことができない。そんなクローシェ様を後押ししてくれたのはルカ、レイシャさん、バッツのトゥルーリーワース家の人たちであった。
家族の後押しのおかげで勇気を出しアリスを抱きしめるクローシェ様。ずっと家族のもとに帰りたかったアリス。そんなアリスにクローシェ様は謝り、アリスのおかげで今までの自分がいると感謝する。クローシェ様とアリスは一つになりクローシェ様は昔の記憶を思い出した。クローシェ様は自分を受け入れ本当の自分になれた。
この階層は声優陣の素晴らしい演技とまだ生きていたころのレイシャさんの相乗効果もあってめちゃんこ泣けました。
ほんとトゥルーリーワース家は毎回毎回涙腺を刺激してくれるぜ(´;ω;`)
この階層でようやくクローシェ様が真にトゥルーリーワース家に戻れたってことなんだよなあ。そうなると、クローシェ様ルートを選ばなかったら・・・って考えて胸が痛くなりまふ。

長いんで追記で続きます。
LV9で最終階層、1をプレイしたこともあるかたならお分かりのとおり結婚式です。(精神世界の中とはいえ複数のヒロインと結婚式を挙げたライナーは色んな意味で凄い奴だったなあ…)

「たいへんたいへんたいへんたいへんたいへん……なへんたい。」

シャキーン!インフェルちゃんが毎度毎度のダジャレを言いながら大変なことをしらせてくれました。なんとクローシェ様が新しい詩魔法として『魔大陸』を謳えるようになったらしいです!どんだけだけよ…インフェルの言うとおりチートだなあ、レプレキアといい十分世界を滅ぼせる力を持ってるよねクローシェ様。何はともあれ最終決戦に向けて強力な詩魔法をゲットしたぜ!
あと、クローシェ様がクロアと親密になるにつれてぬいぐるみを抱いて寝る頻度が少なくなったという耳寄りな情報も教えてくれます。寝るときに布団を抱きしめてクロアの名前を呟くこともあるとか・・・。

「な、なるほど…それは興味深いな…。」

全くそのとおりで。かわいいのうクローシェ様、愛されまくってますねクロア君。

さてさて話を進ませ、舞台は教会へ。1でも見たなこの背景…。
結婚式に相応しいドレス姿でクローシェ様登場、ゴージャスでお美しいです、まさにプリンセス!
インフェルの説明によりこの世界をクロアとクローシェ様は回り、今まで会った全ての人格のクローシェ様を承認していくことに。宝石のないティアラを受け取り、クローシェ様の各人格たちからそれぞれ承認することで宝石を貰って、宝石をティアラにはめることが今回のミッションです。
各人格からクローシェ様が自分自身の『資源』を認め肯定することで承認し宝石を貰って回ります。
これまでの階層で会ってきたクローシェ様が大集合、ここまで来ると色々あったけど懐かしいと思えてくる…。まさにラストって感じです。
8つ集めると、結婚式場に行き今いるクローシェ様自身を承認する儀式が始まります。

「クローシェ・レーテル・パスタリエよ。そなたは、そなたの持つ心の全てをクロアに預け、嘘偽りない己を、彼に捧げてきた事を誓いますか?」

「はい…。誓います。」

「それでは次、クロア・バーテルよ。そなたは、そなたと分かち合った娘、クローシェを後生大切にし、常に深い絆の元わかちあい続けることを誓いますか?」

「はい。誓います。」

どう考えても新郎クロア新婦クローシェ様神父インフェルちゃんの結婚式です、ありがとうございました。
つうかクロア、結婚式にそのモサいいつもの私服はないだろ・・・、これなら騎士姿の方が良かった。
それでは両者の誓いが成立したので誓いの抱擁をすることになります。このとき恥ずかしがって言いづらいインフェルちゃんが可愛いよー。つうか毎回抱擁止まりだよな、何故かキスはしない。
ここで二人の抱擁姿はシリーズ恒例の一枚絵が。この時の表情、微笑みながら顔が赤らめ目をうっとりとさせたクローシェ様が可愛くて色っぽい。

「クロア…なんだか信じられない…。私…貴方に私の全てを見せたのね…。そして、貴方は私の全てを受け入れてくれた。この…崩壊しかけた精神世界を全て受け入れてくれた…。…どうして?どうしてそこまでして、私の事を・・・。」

「約束しましたから…クローシェ様を護る…と。」

「護ると…約束したから…なの…?」

「…いえ、それだけでは…クローシェ様…。…好きです。」

「クロア…私も、貴方のこと好き。大好き…!!」

あっまーーーーーーい!!!もうずーーーっと顔がにやけて大変だったわ!鏡見たらめっちゃきもい顔になってたと思う。
最後の承認により資源『私』を手に入れティアラは完成。良い子、悪い子色んなクローシェ様がいて一つのクローシェ様ができている。そんな個性のクローシェ様だからこそ今までのことをやってこれた。だから自分の醜い部分も拒絶したりしないでとインフェルちゃんは言う。こうしてLV9のダイブをやってインフェルちゃんの言葉を聴くと今までの階層がより意味のある物に感じてくる気がしてきます。にしてもインフェルの物言い、カウンセラーとか先生みたいだ。ダイバーズセラピの才能あると思うよインフェルちゃん。
で、今度はクローシェ様インフェル・ピラ自体を詩魔法として使えることになります。ああ、ますます最強のレーヴァテイルへの道が一歩近づいた…。
いい最終回だった。クローシェ様も可愛かったし、クロアも時々かっこよかったし、インフェルちゃんもダジャレを言って場を和ましたり?ツンデレだったり、色々あったけどクローシェ様のコスモスフィア楽しかったなー・・・・・・・
っと感慨にふけっていてもまだ終わりじゃありません、肝心の本編が残っております。

『塔』へ行くため鐘撞き堂へ向かうと、そこには大勢の人のお出迎えが。タルガーナ、チェスター、ソニアら大鐘堂の主要人物を初めメタファルス中のパーティに関わりのある街の人々や調合娘たちが決戦に赴くクロアたちに門出を祝いにやってきました。最終決戦って感じで燃えます。シンシアとクロアとのやりとりを初め緊張感ない会話もあるけど(でもそれがアルトネリコらしくて良いと思う)。
必ず成功させるという決意を胸に秘め、みんなの期待を背負いクロアたちは長き戦いに出る!・・・これだけ盛り上げといても調合とかでちょくちょく戻ってくるんだけどね。
でも確かにラストダンジョン『天界の塔』は神がいる場所まで行くには長ーい長ーい道のりがある何個ものエリアに分かれたひろーいダンジョンです。敵も今まで見たことのもあるものから見たことのないものまで強いやつばかりでまさにラストダンジョンって感じです。背景も空が映ってていい感じ。
ダンジョンの中をある程度進むと、警告音とともにもはやお馴染みって言ってもいい『神の軍団』が。お前らはショッカーの戦闘員か!

「大丈夫だ。我々には襲ってこない。フレリアがいるからな。」

あーそういえばフレリア様を連れてきたんだったな。この瞬がフレリア様がいるから神の軍団が襲ってこないっていうやりとり、壁を見つけたらジャクリっていうやりとりぐらい定番になってるなあ。ということはその後は・・・
ハイ、画面が変わって戦闘が始まりましたー。このやりとりを繰り返すごとに瞬ちゃんの威厳が損なわれていく気がする。
戦闘が終わっても再び神の軍団が降ってきた。このままじゃきりがないなというときにどこらともなく攻撃が!まさかまたI.P.D.たちかなん?

「全く、ツメが甘いんだよ。」

!!文字にしても伝えることのできないノリノリの演技と気合の入ったこの声は!!!
子安きた(゜∀゜)!!!
型物のレグリス隊長はアルフマンに民衆を捨てて今ごろ何しに来たと詰め寄ります。それに対してアルフマンはあるものを見て心変わりしたと言う。

「惚れたぜ、御子さんよ。…立派になったな。さあ、さっさと行けよ…。民衆がアンタを待ってんだ。」

ここは俺にまかせて先に行け展開きた!!かつての敵が味方になってかけつけるってのはやっぱ燃えるねぇ。
隊長とアルフマンの任せます、貴様に言われるとへどが出るのあたりのやりとりがまた燃える。

子安の犠牲を糧に前へと進むクロアたち。
塔を登っていくごとに、空が黒くなっていき雲のはるか上まできて、宇宙に近づいてきたって感じれるのがいいですね。所々、フロアの床が透明なのも詩魔法で創られた塔って感じがして良い。高所恐怖症の人からしたら地獄だろうなあ、ミシャはソル・シエールの住民で良かったねえ。
数々のエレベーターを利用したどり着いた場所にラキらしき姿が!
ここであったが100年目!レイシャさんの仇ー!って襲いかかったら

「わたしはラキではありませーんっ!私の名前はレキ!戦闘機能など皆無!ちょっとおしゃまなドジッ子設定の、お手伝いロボです!」

戦闘機能皆無?そのわりにはクロアにさっき攻撃しなかったっけ?お手伝いロボとして段取りどおり行動するためカット、カット!とやりなおしを要求するレキ。拒否しようものなら攻撃する満々、戦闘能力皆無?

「いらっしゃいませー!『ホッとスポット』へようこそですー!ここは、塔を通過する業者さんや運送会社の方が一休みする場所なんですー!」

ですー口調がなんかイラっとくるぜ。その口調はさーしゃみたいな可愛い子しか使用を許されない由緒正しき口調なんですー!業者とか運送会社とかえらい事務的やね…。ここは宿泊施設や高度なダイブシステムを備えた保養施設らしい。
ラキと同時期に作られたらしく、ラキは戦闘タイプのメンテナンスロイドでここからさらに上の『ソル・マルタ』という場所で神を守っているらしいとか。
1にもいたなメイメイとカナデ。ロボ姉妹が神を守るっていうのはアルトネリコ世界での伝統なのね。
つうか敵のゲージがまだあるんですけど。保養施設なのに普通に敵でてくるのかよ…。この部屋の中を探索してみると何故かぺペンが!?

「ここのロボットは元気いっぱいだけどイマイチ使えないペン…」

うんそうだね…。
保養施設だからお客さんを癒すためにいるんだろうか。この塔を創ったフレリア様の気配りになんか萌える。

せっかく張りつめていた緊張がぶち壊しになったけど休憩して、先へ進みます。目指すは『ソル・マルタ』。
『ホッとスポット』を出るとフィールド画面に出ます。この場所がちょうどいい中継地点になっとるわけですね。ずっとダンジョンに入りっぱなしとかいうハードなことは、難易度ゆるめなガストちゃんならやっぱりしないか。
これで街へ戻って調合なんかも出来ます。フィールド上の『ホッとスポット』よりさらに上へ行くと『ソラガハラ』が。『ソル・マルタ』へ近づいてるって感じがしますね。こうしてフィールド上の塔を見てると塔細っいなあ。詩魔法で創ったせいもあるのか1のソル・シエールに比べてメタファルスの基盤の弱さが出てる気がします。

『ソラガハラ』に入ると今までの人工的な物とは違う森が目に入ります。これもフレリア様の詩魔法によって創られたとか。塔を登ってきた人を楽しませるため、フロアごとに色々違った趣向を施してるわけですな。相変わらずフレリア様は気配り上手やわー。

沢山のモンスターやI.P.D.を倒し貴重なアイテムを手に入れパーティーのレベルアップもし、ついに『ソル・マルタ』に到達しました。
フィールドで『ソル・マルタ』を見ると一目瞭然!塔のてっぺん!宇宙が見える大気圏外スレスレ!いやあゲームを始めてから遠くまで来たなって感慨深くなります。にしても『ソル・マルタ』って大地の心臓の外殻に似てるなあ。
ようやく最終決戦かと行きたいとこだけどこのダンジョンが長い!距離だけ見ればそう長くはないけどセキュリティーが厳重なので奥に進むために、ロックを解除するためいったりきたりするんで結構時間がかかります。
めんどくさいロックを解除した先にはフレリア様がこの塔を生み出すために謳い続けた場所『アルシエル球』があります。
ようやく『神』とご対面できるといいたいところだけど、レキの言うとおり神の守護者ラキがクロアたちを待ち受けていた。
いつもどおり瞬がこっちにはフレリア様がいるから攻撃はするなと説得しようとするが、ラキはフレリア様は奥にいて世界再生のため準備をしていると言って聞き入れない。フレリア様になりすましているやつがいるのか?!
というわけで戦闘、ラキとの三回目の戦闘です。一回目はレプレキアを謳ったときに敗れ、二回目はレイシャさんが死んだときに勝った、戦績は一勝一敗。次で勝敗が決する!こうして書くとライバルキャラみたいだな。

ジャミング、ガードしずらい絶・一文字斬りにそこそこ苦戦しつつも長いダンジョンでの戦闘をこなすことでレベルがだいぶ上がっていたので割かし余裕を持って勝利しました。
倒したかと思えば、ラキさん寝てる?!どういうことですか困った時のジャクリさん?

「いや、ただ寝ているだけよ。この手のメンテナンスロイドは粉々にしないとダメ。」

いやいやチートすぎでしょ、神のテクノロジーすごいな。

「でも大丈夫。こうして一度シャットダウンしてしまえば、しばらくは目を醒まさないわ。」

なるほど。起き出したら怖いけど、今のうちに奥に行ってしまおう。にしてもスリープ状態のラキはちょっと可愛いな。
さあて神と名乗る者の面を拝みに行こうかと意気揚々と扉を開けようとすると、またしてもロックがかかってました。せっかくの好機なのに、扉が開かないという地味な困難に直面してしまったクロアたち。こういう時にやっぱり頼りになるのが我らがジャクリさんです。

「誰なら解除できる?」

まず塔のことに詳しい瞬に情報を聞くジャクリさん。

「恐らく、この部屋の主と、確実ではないが、ラキくらいか。ラキはソル・マルタのセキュリティサービスでもある。少なくとも、俺が知っている頃のラキは、全部のドア管理などもやっていた。」

「ふふ、そのとおりでしょうね。私の予想通り…。もしかしたら…あの手が使えるかもしれないわ。」

さっそく何か思いついたよジャクリさん!ほんと頼りになる、さすがクローシェ軍の軍師だわ。
ジャクリの指示どおりにラキのとこに戻ります。ジャクリの案は眠っているうちにラキのメモリデータを解析し、あの扉を開いた状態で固めるというものだった。そんなことをするにはある程度の施設が必要、というわけで『ホッとスポット』に戻ります。

「高度なダイブ施設とやらの「高度」な部分を使いたいんだけど、いいかしら?700年前の第一期文明の遺産なら、ダイブマシンでメモリ解析が可能なはずよ。」

ジャクリがレキにメモリ解析の許可を得て、ジャクリ自身が解析のためバイナリ野にダイブします。
2のバイナリ野と1のバイナリ野は共通しているのか、バイナリ野でジャクリは1のある人物を呼び出します。

「呼び出しアドレスをサーチして…と。」ピポパ♪

なんかほんと電話みたいですな。さて出てくるのは…

「やあっ!!ちょ、ちょっといきなりなんですか!」

シュレリア様キター!!うおおおおおおおおお懐かしい!そして2でもふつくしい…。
オーバーオールの私服が可愛いです。あれ?胸ふくらんでない?もしかして盛ってますシュレリア様?
にしてもミュ…ジャクリとシュレリア様が一緒の画面にいるとか夢のツーショットですな。
さてジャクリは自分はメンテナンスロイドは詳しくないのでシュレリア様にラキの解析とドアのロック解除を頼みます。
シュレリア様のおかげで『ソル・マルタ』のロックが全て解除され、ラキが高度な技術により操作されていることが判明しました。そのようなことができるのはやはり…
2人の会話がラキにハッキングしていた者による介入によって邪魔されます。ここでシュレリア様の出番は終了、前作の神様なのに何この扱い。
そしてジャクリの前に出てきたのは…インフェル!
インフェルはジャクリを消そうとするが、その前にバイナリ野を脱出。しかし現実世界ではラクラの時に出てきたデジモンがクロアたちに襲いかかる!ラキや神の兵といい昔のボスキャラ大集合やね、ラスダンらしいといえばらしい。
たいして強くないんであっさり撃破。すると前のときのようにぬいぐるみとメッセージが。

『せかいのしょうかはもうすぐ』

クロアたちがメタファリカにもうすぐ手が届きそうな位置にいるのと同じく、敵側も目的を実行する手前まで来ているらしい。こりゃあやばい、いそがねば!
…っとその前に『ホッとスポット』で休まなければ。と思っていたら何かイベントが始まったぞ?
またジャクリが何かたくらんでいるご様子。えっ?フレリア様にダイブ?!いや嬉しいけど今この状況でなにゆえに?!

「最近敵も強いし、ストレス発散にエンターテインメントも必要かと思って。」

おい!!塔の下ではみんなが帰りを待っているんだぞ、しかも世界の危機がせまっているというのに。
まあせっかくだからとダイブをすると、急にOPみたいなもんが始まったぞ。

「空葉原事変」バーン!

・・・えーガストのおふざけ好きだけどね、でも終盤でこれをやらすか普通。
1にもあったシンガーエンジェルの2版みたいなものと思えばいいのかな。
物語のクライマックスの途中ということを除けば、かなりふざけて面白い番外編です。
クローシェ様やルカが敵になったり死人であるレイシャさんまで登場してかなり酷い扱いだったりチェスターがキモオタ変太だったり1のキャラまで登場して1のとき以上にガストちゃんが遊んでます。ジャクリが優遇されているのは作者だからだろうな、汚い。簡単に言うとトウコウスフィアをさらに暴走させた感じのノリ。
クロア演じる畔章がフレリア様演じるふるるを守るため謎の組織と戦う痛快活劇です。
しっかしEDまであるのね、1もそうだったなあ。
ふークリアしたぜ面白かったなー、うん?ごほうびがあるの?なんと1のメンツから詩魔法『ファンタスマゴリア』をプレゼントだと!?すげえ1のEDだよ。
ただ遊んでいたわけじゃないんです、ソル・シエールの人たちと文化交流し新たな詩魔法を手にれ最後の戦いのためパワーアップを図っていたんだよ・・・っていう言い訳がこれで成り立ちますね。

余計なお遊びがありましたが、ついにクロアたちは黒幕が待つ『アルシエル球』に乗りこみます。
そこには大きな樹木、そしてその下で待つのはやはりインフェル…。
プレイヤーはここまで来ると気づいてる人ばかりだけど蚊帳の外状態のクロアは黒幕の正体に驚きます。インフェルはクローシェ様の心の護ではなかったのか。そして400年前に澪の御子インフェルは死んだはずではとクロアは疑問をインフェルにぶつける。

「私は、インフェル・ピラからクローシェの心に介入していただけよ。確かに肉体は死んだわ。でも…レーヴァテイルは、肉体を捨てる勇気があれば、バイナリ野で生き続けることが出来る。」

1のラスボスもそうでしたねくろいおねえさん。

「私は感じたの。あの400年前の悲劇。人々の裏切り、そしてネネシャの死をもって。この世界はもうどん底まで落ちた。新しい秩序を以て、再構築されるべき世界だと。」

やっぱり400年前の人々の裏切りとネネシャの死が暗い影を落としているのねインフェルちゃん…。
インフェルはさらに自分の持論を述べていく、世界の99、3%が雲に覆われわずかな土地に人々はへばりつくように暮らしていくしかない、そんな生き方は今にあった生き方ではない、今この世界は物質を捨て精神体だけで生きていく世界を創るべきだと。つまりそれがハイバネーションか。
インフェルの説にクローシェ様は反論する。

「何を勝手なことを…誰がそれを望んでいると言ったの?私は今まさに見てきたの。世界中の沢山の人達が、メタファリカを望んでいるのを。私は必ずみんなの元へ帰り、メタファリカを紡ぎ出すわ!!」

よくぞ言ったぜクローシェ様!さっきまで空葉原で遊んでてすんませんでした!
しかしインフェルも負けていない、メタファリカを紡ぐには沢山の人々の純粋な想いが必要だが今の人々の想いではせいぜい魔大陸ができるぐらいだろうと反論する。

「人は人とぶつかり、そして傷つき苦しみ、それでもぶつかり続けて生きていく。誰もが苦しんでいる。誰もが、もうこの世界に希望を求めていない。何のために生きているのか、自分たちの生きる意味すらも見いだせない。人はもう他人と関わることが嫌なの。潜在意識では、一人で生きて行けたらどんなに幸せかと思っている。私は、それを実現する手段を持っているわ。」

そう言ってインフェルはついてこいと言う。そして復活した焔の御子ネネシャが登場。そして自分たちが新たな神でありフレリア様に神の交代を宣言する。そして自分の理想、精神世界への移行を実行しようと動く。アセンションよりさらに上の全世界の昇華、『サブリメイション』。

「人は誰もが独立して、一人で生きていけるようになるわ。もう誰とも傷つけ合わない。もう誰との悲しい出来事もない。もう、誰をも失うことがない。もう心が傷つく要因なんて1つもない!なぜなら、これから人は一人で生きていけるから。他人と関わらなくてもよくなるから!!本当の世界は夢の中にある。誰もが自由に夢を見て暮らせる世界が、もうすぐに到来するの!」

ほんとにインフェルは400年前の裏切りとネネシャの死が辛かったんだなあ、しかし一人で生きていけるといいながら自分はネネシャといっしょにいるという矛盾。どうもここにいるネネシャはインフェルの日記に書かれているような誰にも優しい慈母のようなネネシャとだいぶ印象が違う、このネネシャはインフェルが創った偽物やクローンに見えてくる。
悲しいぐらい後ろ向きなインフェルの自説にそれは違うと言いたくなるが、ちゃんと代わりに我らが主人公が反論してくれます。えっ主人公が誰かって?クロアのことに決まってるでしょ!

「違う!!確かにメタファルスの人々は絶望していた。だれも希望を見ていなかった。でも、今は違うんだ。誰もが皆、協力して1つの願い『メタファリカ』を求めている…確かに人は他人とぶつかり、傷つき疲弊し、そして閉じこもる。でも、そこから立ち上がり、共に分かち合えたとき、最高の喜びと幸せを得るんだ!」

うおおクロアがほんとに主人公みたいだ!クローシェ様、ルカ、タルガーナとぶつかりあったり敵対しながらも絆を紡いでいった自身の経験や、クローシェ様とルカ、ルカとレイシャさん、レグリス隊長とアマリエ、アマリエとチェスターなどの人々の対立や絆の修復を外から見て、誰もが絶望し諦めていたのにメタファリカのため努力する人々を見てきたクロアだからこそ言えるセリフだと思います。

「困難があると傷つく。だけど、そこで人は助け合い、互いに成長する。その傷は宝石となり、共に分かち合った仲間と一生の宝になるんだ。インフェルとネネシャだって、2人でいろんな思い出作っただろ?その喜びは、何ものにも替えがたいものの筈だ。」

痛いとこつかれたインフェルは動揺します。

「それ以上に、別れて失ったものの方が大きかったわ!もう何も失いたくない!もう傷つくのは嫌なの!傷つくくらいなら、思い出も宝物も成長もいらない!もういいの…悲しみもない、傷つかない世界を私が創るんだから。」

ああ本当に後ろ向き!前向きによくある架空のネット世界みたいに他人との関わりを持ててある程度人間らしい生活を送れる精神世界なら、メタファルスの現状を考えればインフェルの考えに賛同する人もたくさんいたかもなあ。
クロアの言うことにぷっつんきたインフェルはネネシャとともにハイバネーションを実行に移し始めた。月、星の光が消え、空が消えていく…。空の異変にパーティーだけでなく、塔を見守る世界の人々にも動揺が走った。まるで世界の終わりだ…。
サブリメイションなど止めてみせると意気込むクロアたち。そこでインフェルとネネシャが提案する。

「ねえ、せっかくだからゲームしない?」

それぞれの未来を賭けに勝負をしかけようとする。自分たちが負けたらサブリメイションは中止にするとインフェルは言う。
どうもこの手の悪役って余裕まんまんでゲームを提案してきたりするよなあ。自分の実力に自信があるってことなんだろうけど、インフェルの場合メタファリカに賭けるクロアたちの本気を見たいって気持ちもあるんだろうか。インフェルも元はメタファリカを夢見たわけだし。
メタファリカを紡ぐためには元から戦う覚悟の上、クロアたちはその提案に乗った。

もちろんゲームといったらここまで来たなら問答無用の戦闘です。魔大陸とかでのミニゲームじゃありません。
インフェルとネネシャはフレリア様の育てた大樹を龍へと変化させた巨大な龍、『龍樹』でクロアたちに襲いかからせる。こんな巨大な龍にどうやって対抗すればいいのだ?

「レプレキア…」

クローシェ様がつぶやいた言葉にハッとするパーティー。そうだ自分たちには最終兵器『レプレキア』があった。頼んますクローシェ様!

「みんなお願い…。私と繋がって…。」

クローシェ様は下にいるI.P.D.たちに呼びかけます。

「謳わなくっちゃ…。」

クローシェ様の呼びかけに応じたI.P.D.たち。I.P.D.たちとクローシェ様が紡ぎ出した詩が光りとなり龍樹を貫く!隙が出来た、今がチャンスだ!クロアたちが龍樹のふところに飛び込む!
…というとこで戦闘開始です。
ここまでの龍樹登場、クローシェ様によるI.P.D.たちへの呼びかけ、レプレキア発動の一連の流れはアニメムービーになってます。アニメを作ってくれたスタッフのおかげでアルトネリコシリーズ屈指の燃えるシーンとなっております。静かな場面から一転して激しく神々しいレプレキアが流れるシーンは鳥肌が立つほど。あとクローシェ様のおっぱいの大きさにあらためて驚かされます。




龍樹、どっちかっつうとロマサガやSF時代のFFに出てきそうなボスキャラ。ジャクリさんが何て醜い命とおっしゃるとおりグロいです。不気味で恐怖感を煽るヒュムノスBGMのおかげでそのグロさが際立ちます。こういうボスのお決まりというか定番で何個かのポイントに分かれて成り立っている敵なんでけっこうめんどくさいです。しかも第二形態つき。コワレロコワレロコワレロって流れるヒュムノスが怖いです。多彩な攻撃に苦労するがクロアが限界まで貫いたおかげで勝利します。

ゲームに勝利した。ということでクロアはインフェルたちに『サブリメイション』を発動するのは待ってほしいと言います。

「インフェル、聞いてくれ。俺、この世界はまだ可能性が有ると思っている。俺もクローシェ様達と見てきた。人々が団結していく様を。そしてメタファリカを望む気持ちを。だから…頼む。少しだけ待って欲しい。人々とメタファリカを紡いで見るまで待ってほしい。それでもしダメなら…後は君達にこの世界を任せる。」

インフェルはどうせメタファリカが成功するはずないと決めてかかって待とうとする。もしかしたらできるかもしれないという淡い期待も持ち合わせているのだろうか…。
しかしネネシャは待つ気は全くなかった。

「私たちはメタファルスの神の御子。私たちには大いなる使命がある。私たちはまだ負けてはいない。この魂が消えない限り、生き続けるの!」

最初、インフェルはネネシャを止めようとするが次第にインフェルもネネシャの言うことに賛同するようになっていく。
ジャクリが言うには二人とも大地の心臓の影響力にはまってしまったらしい。つまりクローシェ様が魔大陸を紡いだときのように自らの信念が全てになって暴走してしまうあの状態。やっぱりネネシャは大地の心臓のせいで暴走気味で少し性格が歪んでしまっているようです。

インフェルとネネシャの二人は信念のためクロアたちに戦いを挑む。

「龍樹を倒すなんて…信じられない強さだけど…」

「でも…」

「私たちは…」

「絶対負けない。」

「なぜならば…」

「私たちには…」

「人々を幸せにする使命があるから!」

『EXEC_over.METHOD_SUBLIMATION/.』のラスボス戦とはとてもじゃないが思えない美しく悲しいBGMのせいもあってか悲壮感がはんぱじゃない。たとえやり方は間違っていても人々を幸せにするという二人の純粋な想いが伝わってきて本当に胸がしめつけられる。(インフェルの場合現実から逃げたいっていう不純な気持ちもありそうだけど)

ここでほんとにほんとのラスボス最終決戦。もう二度と離さないとぎゅっと握りしめた二人の手がまた切ない。これまた戦闘のときの背景がめっちゃ綺麗なんだよなあ。
綺麗だらけなのに二人の攻撃は綺麗ごとじゃありません。ガードするのが鬼畜すぎる連続攻撃ばっかやってくるんでガード○のパワードがないとかなり苦労します。もちろん自分は付けてませんでした(ノ∀`)
かなり苦戦しながらも(しかも余りにも綺麗なBGMだからレプレキアを使いたくないので)じわじわHPをけずり、最後は必殺『ファンタズマゴリア』で撃破しました。つえええ、さすが1のED。

ネネシャの大地の心臓を砕いたことによりネネシャは消滅。サブリメイションも止まり、空には再び太陽の光が上っていく。
ネネシャが消えたことを受け入れられず、ネネシャの名を呼ぶインフェルの姿が痛々しい…。

「ねえ…。どうして人は、こんなに悲しい思いをしながらも生きていかなくちゃいけないの…?…私にはわからない!!ねえ、教えてよ!貴方達がメタファリカで創る世界は、悲しい目に遭わないような世界になるの!?本当に、全てが幸せな理想郷が出来上がるの…?」

対してクロアの答えは…。

「そんなものは創れない。」

じゃあ何故そんな世界を創ろうとするのか。

「それは「生きていること」を実感できるから。好きな人もいれば、嫌いな人もいる。楽しいことがあれば、争い事もある。恋をすれば、裏切られもする。でも、だからこそ生きてるって実感できる。だからこそ生きてることが楽しいんだ。自分が生きてる意味って、自分一人じゃ見いだせない。そういった人達が周りに何人も、何百人、何千人もいて、その人達との関わりの中で、自分は生きてることを実感できるんだ。だから、どんなに終末的な世界だとしても…どんなに『アルシエルの意志』に嫌われようとも、俺は生きる。この世界とともに。」

これがクロアが旅してきた、いや生きてきた中での答えか。クロアが言っていることはよくある言葉で当たり前のことなのかもしれない、でもそれをわかってても忘れがちになるとても大事なことなんだろうなあ。
インフェルはメタファリカを紡ぐならさっさと紡げばいい高見の見物をすると投げやり気味に言う。
クロアはもしメタファリカを紡ぐことが出来たなら君を迎えに行くと言って塔を下りて行った。
君を迎えに行くってプロポーズかよwこの天然ジゴロめ。

塔を下り立ったパーティーたちを迎えたのは多くの人たちの歓声であった。どさくさにまぎれて告白してるやつもいます。
よく無事に帰ってきたな。うん、ちょくちょく調合のために下りたりしてたんだけどね。

これからクローシェ様とルカはメタファリカに臨むため世界各地を回ることになります、そうみんなでメタファリカを謳うために。
プレイヤーもクロアを操作して懐かしい土地を回っていきます。色んな事があったなあって感慨深くなりますねえ。
クロアとタルガーナ、アマリエとチェスターとソニア、アマリエとレグリス隊長、クロアとココナ、クローシェ様とルカ、それぞれの絆を再確認することに。色々衝突もあったりしたけどだからこそ今があるんだねとそれぞれ過去を振り返りながらこの先もいっしょにいようと誓い合います。出会った当時はここまで仲が良くなると思えなかったカップルとかいますな。ほんと最後なんだなあ、微笑ましくもありなんか泣けてくるよ。
そろそろメタファリカが謳われるかとなる時に場面代わって、『ソル・マルタ』に場面がチェンジ。
そこにはインフェルちゃんとフレリア様と瞬ちゃんが。(この二人をたまにちゃん呼びにしたくなるのはフレリア様がそう呼ぶせいです)

「メタファリカが成功したら、インフェル・ピラは大陸意識へ移行するの。」

「知ってるわよ。私が設計したのよ!?貴方に言わなくてもそれくらい解っているわよ!」

「大陸意識へ移行する瞬間、インフェル・ピラのメモリはデフラグメントされるの。」

「だから知ってるわよ。私が創ったんだから!!」

「インフェルちゃん…消されるよ…?」

「…知ってるわよ…私が設計したのよ…?」

インフェルちゃん …(´;ω;`)
それを知っててクロアを送りだしたのか。
そんなことを知る由もない地上の人々はメタファリカが謳われるのを今か今かと期待に胸ふくらませ待ちわびていた。

人々が和気あいあいとしている中、メタファリカの丘ではクローシェ様とルカが詩を謳う準備をしていた。
二人は昔、初めてこの場所でメタファリカを謳ったことを懐かしむ。

「うん…なんかね、すっごく昔のような気がする。」

「…確かに…そうかも。どうしてかしら…。」

ほんとに凄く昔に感じるねえ。PHASE1から遠くまで来たもんだ…。

「だって…今の私達は、もう前の私達じゃないもん。」

「…ふふ。そうね…前にここで謳ったときとは、全然違う。」

「きっと謳える。今度こそ二人で…」

「ええ。二人でこの世界に、花を咲かせましょ。」

全く二人ともほんとに成長したもんねぇ。今なら謳える、成功させられると思えるほどの成長をプレイヤーは見てきたわけですよ。

「お互い、許せないところも嫌いなところもあるけど、でも一番わかりあえる友達。」

「成長し合えるライバル。そして大切な家族…。」

昔は憎み合うこともあったのに姉妹であることが判明したとはいえ、よくぞここまでの仲になれたもんだ。インフェル・スフィアの効果恐るべし。

「お姉ちゃん…」

「レイカちゃん…。一緒に創ろう。最高の世界を…」

ついについについにメタファリカが謳われ始めます!

『EXEC_with.METHOD_METAFALICA/.』。その素晴らしさは自分の文章力と表現力ではとてもじゃないが表せない。 クローシェ様の『METHOD_METAFALICA/.』とルカの『EXEC_METAFALICA/.』が合わさって一つの詩になるというアイディアもさることながら志方さんと霜月さんの歌声のシンクロ具合やばいです。

民衆たちは二人の御子に声援を送り、チェスターの指示により御子に力を与えるためI.P.D.たちによる詩が始まります。しかし少しか細い歌声からわかるとおり、クローシェ様はI.P.D.たちの意識が自分の心に流れ、心が全てさらけ出されることに恐怖を感じ、思わず心を閉じてしまう。
こうなることは分かっていたじゃないか、臆するな!クローシェ様は閉じた心をもう一度開けようとする。しかし、一旦閉じてしまったものはなかなか開かない。そうこうする内にルカが苦しみ出した。クローシェ様が心を閉じたためにI.P.D.から力を受け取れないので、メタファリカを謳うためのエネルギーとしてルカの生命力を吸い出したのだ。
これでは400年前と同じだ、インフェルたちのように失敗してしまうのか。

「お願い…開いて…私の心、開いて…開いて、お願いだから…開いて!!」

そんな時、クローシェ様は光につつまれ、気づいたら自分の中のコスモスフィアにいた。その場所にはなんとインフェルの姿が。

「バカ!バカバカ!!アンタ何今更になって心閉じているのよ!いいこと!?アンタほど純粋な心を持った大陸バカ、他にはいないの!」

大陸バカって何つう強烈なフレーズw

「あなたは、絶対メタファリカを成功させられる。ううん…成功させなさいよ。…私の……私の夢だったんだから…」

「アンタは成功させられる!私が言うんだから、間違いないのよ!」

「だから思いっきりいっちゃえーーーーーーーーーーーっ!」

クローシェ様の努力とインフェルの必死な叫びが奇跡を起こした!さっきとは違う力強い歌声。
いける!クローシェ様は確信した。

メタファリカの丘の鐘が二人の歌声に呼応するように鳴り響き、太陽とともに水が噴き出し緑が芽吹いた。二人の瞳には空に浮かぶ大地『メタファリカ』が映っていた。

インフェル・ピラが大陸へと移行したため、インフェルはその命が尽きようとしていた。

「…やるじゃない。設計者を超えるなんて…この世界を…よろしくね…」

インフェルゥーーーーーーーーーーーーーーーー。 。゚(゚´Д`゚)゜。
最後までツンデレだったインフェルちゃん。コスモスフィアで現実世界でいつもクローシェ様を見ていたから、もしかしたらって期待しているところはあったんだろうな。こっちもクローシェ様のコスモスフィアでいつもインフェルちゃんといっしょだったから、思い入れがあるしより感情移入できたよ。1でもそうであったようにインフェルはラスボスであり一人のヒロインでもあったよ…。

念願のメタファリカを成功させたことにクローシェ様とルカは涙し、喜び、抱き合う二人。

「やった!やったわ!私達…やれたわ!」

「うん!やったね!メタファリカを成功させた…」

「ありがとう、インフェル…」

「ありがとう…みんな…」

大歓声に沸く民衆たち。二人に駆け寄る、クロア、レグリス隊長、アマリエ、ココナ、ジャクリ、瞬!
うん?瞬!?瞬ちゃん!?
あんたさっきまでソル・マルタでフレリア様といっしょにインフェルちゃんの最後をみとっていたよね!?

どういうことだおい!・・・見なかったことにしておこう。

ドジっ子ガストちゃんのミスはスルーして、EDの感動に浸りましょう。
お次はスタッフロールとともにアニメーションが流れます。メタファリカに下り立つクロアたちの様子が見れます。裸足で大地を踏むクローシェ様の姿に鳥肌!よくぞここまでご立派になられてって気分になります。
クローシェ様ルートは姫の成長を見守る騎士の視点でプレイしてた気がしなくもないです。
緑は生い茂り花は咲き水は溢れ生き物が飛び交う、ほんま美しき大地やわー。花を見て微笑む姉妹、何故かダサい私服のクロア、クロアとウホッな関係があるんじゃないかと疑ってしまうレグリス隊長、犬扱いされるの嫌いなくせに花畑でくつろぐその姿はどう考えても犬の瞬ちゃん、花畑で踊り瞬ちゃんのもこもこを枕に眠る天使のような可愛さのココナ、ハープを奏でるアマリエ、そのどれもが愛おしいぞー!!このパーティーみんなが好きだー!このゲームをプレイして良かったわ―!って叫びたい。おしむらくはここにジャクリがいないこと。ジャクリは別の目的もあるのはわかっているけど、パーティーのみんなと喜び合ってほしかったなー。自分の中でジャクリは決して特別枠ではなく、ジャクリも含めた2のパーティーが好きなんで。今までの会話からメタファリカが誕生したことをちゃんと喜んでいるって自分は信じてます。



ずらーっと流れるスタッフロールと美しいメロディーと歌声にほんと感無量です。
ここまでやってて良かったと心から思えます。
ここで終わりかと思ったけどもうちょっとだけ続くんじゃ。


アルトネリコはRPGだけでなくギャルゲーでもあるんで個別EDがあります。2の場合コスモスフィアでLV9まで行ったヒロインがクロアの嫁ということになり、EDはそのヒロインとクロアのその後が見れます。ここまで見て下さった方ならわかるとおり今回はクローシェEDです。
内容はクロアのクローシェ様への呼び方が『クローシェ様』から『クローシェ』に変わるというもの。クローシェ様も無理して『だーりん』って呼んでみようとしたりして可愛いです。
呼び方を変えることで姫様と騎士の関係からやっと本当の恋人になるわけですな。
様呼びと敬語を無くすまでの二人のやりとりが可笑しく可愛いくて2828できます。今までずっとそのしゃべり方だったわけだから今更になって口調を変えるとか苦労するよね。

「この世界ともいよいよお別れね。辛いことばっかりだったけど…今は何故か、とてもいとおしい。私…今なら思えるわ。この世界は、この世界の精一杯で、私達を守ってきてくれたんだって。」

クローシェ様の自分たちが今まで住んでた世界『メタファルス』についての想いに泣ける。長時間プレイしてパーティーら主要キャラクターだけでなく街の名前の無い住人まで愛おしいと感じ、この世界にとてつもなく愛着を感じる自分にとってはすごく共感を覚えるセリフです。

「確かに他に、ステキな場所があるのかもしれない。ジャクリのいた世界や、ラウドネスの世界の方が、栄えているのかもしれない。でも、私はこの世界が好き。だって…この世界にいたから、私は…私は、クロアに出逢えたんだから。」

で、その後に続くのがこのセリフ。ほんとクローシェ様クロアにぞっこんですな。

「そういえば貴方…いつから私に…その、恋心を抱いていたの?」

ここまでいい感じだったのにここで問題が発生します。クローシェ様の質問に対して3つの選択肢が出てくるんですが、その選択肢が・・・

・「あの時、泣いているお姿を見て」

・「ののしられるのが好きなんです」

・「顔とスタイルが好み」

おいガスト!一番上は良いとして、下二つ、特に真ん中は何だ!?今までの感動をぶち壊してでも攻めるガストのアグレッシブさに驚嘆。いつでも挑戦を忘れないこの姿勢は見習わなくてはいけないのかもしれない。いや、見習わなくてもいいかな…。

ここは「あの時、泣いているお姿を見て」を選ぶぜ!確かにクローシェ様のおっぱいは素晴らしいが自分は貧乳もいける派なんで。となると選択肢は二つ。クローシェ様にののしられるのは好きだが、それ以上に高圧的な女の子が一転守備に回ると脆さを露呈して泣いてしまうお姿にご飯三杯は食える。泣き虫なクローシェ様にいつもハァハァしてましたぜ。というゲスな理由で一番上の選択肢を選んでみると…

「あの時、ルカとケンカをして、自分の部屋でクローシェ様が泣いていたとき…本当のクローシェ様の味方になりたい…って思いました。」

うん、わかってた、クロアは紳士だよね…。ゲスな発想してた自分が恥ずかしくなってくるよ…。
他の二つの選択肢を選ぶとクロアのセリフ、クローシェ様の反応が滅茶苦茶笑えます。特に二番目。ここまでのこと言って共通ルートに軌道修正できるんだからクロアすげええとしかいいようがない。さすが口先の魔術師。
寒いと言ったクローシェ様を後ろから抱きしめて温めるクロア。こっからのセリフもクローシェ様の可愛さ、クロアの紳士っぷりが堪能できて2828できます。

「クロア… …だいすき… …」

ごちそうさまでした。最初っから最後までこれでもかっつうほど甘甘でしたな。

個別EDの後、3の伏線とフレリア様と瞬の会話があります。
新たな使命を帯びて旅立つココナ。いったいココナには何が待ち受けているというのか・・・それはまた別の機会に。
メタファリカはこの世に生まれた、それはこの世界にとって必要な存在だから。最後は速水ボイスでシメ、うん良い終わり方だ。


・総評とか反省会とか

若干強引だったり荒があったりしたけどシナリオは素晴らしく、ヒュムノスが上手い具合にシンクロしてストーリーを盛り上げ、それが最高潮に達したEDにとてつもなく感動させられた。EDは自分がやってきたRPGの中でベスト5に入れたいぐらい素晴らしかったと思う(そんなに言うほどRPGやってない気もするけど)。
また、キャラクターも魅力的で、主要キャラクターだけでなく名も無い街の住人にまで愛着を持てるとか滅多に無いこと。メタファリカに向けて世界の人間たちが一体となるというシナリオのおかげでもあるけど、細かいネタをちょくちょくしこむガストの職人芸が光っていたと思う。
RPGとしてシナリオ以外の面では戦闘、ダイブ、調合、I.P.D.などどれも楽しませるアイデアに溢れてて面白かったけど、難易度がちょっと低かったかな。そのせいでせっかくのシステムもいかしきれてなかったと思う。
まあ、色々あったけど素晴らしい作品でした。ガストにとにかく感謝です。

いちお、最後まで書き終えて思ったことは、
書き始めてから1年以上も経ってるんだぞ!!俺アホか!!何でこんな時間かかってるんだよ!!
いやあ、飽きずに最後までやれたのも凄いな。次やるときはできるだけ短く要点だけ抑えて時間をかけないようにしたいです。
ルカルートとジャクリルートは気が向いたら書くかも。
最後まで見てくれた方、途中から見てくれた方もありがとうございました。
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テーマ : ゲームプレイ日記
ジャンル : ゲーム

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