ストライクウィッチーズ―スオムスいらん子中隊シリーズ

ストライクウィッチーズ―スオムスいらん子中隊がんばる (角川スニーカー文庫)ストライクウィッチーズ―スオムスいらん子中隊がんばる (角川スニーカー文庫)
(2006/09/30)
ヤマグチ ノボル

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ストライクウィッチーズの劇場版の予習?と復習をかねて、まだ手付かずだったいらん子中隊を読んでみました。
アニメとは違った時代と舞台とキャラクターで作られるストライクウィッチーズです。アニメが初代ガンダムとするなら、いらん子中隊は08小隊みたいな関係でいいのかな(いらん子中隊はアニメより前の時代だからこの例えはおかしいかもしれん)
作者は『ゼロの使い魔』で有名なヤマグチノボル氏。早く病気が治る事を願っております。


最前線だったアニメ一期、二期と違い、辺境のスオムス(現実世界でいう北欧にある国)がいらん子中隊の舞台です。寒い地方のため、露出が少ないなんて事はないです。シールドで寒気をシャットダウンできるらしくて、だから露出が多くても寒くないもん!…と言いたいところだけど、やっぱアニメと比べてパンツパンツしてないな。いやズボンだった。つうかあれはアニメがおかしいのか。
最前線から離れた辺境スオムスに派遣された扶桑のエース穴拭智子が、各国で邪魔者扱いされたウィッチたち「いらん子中隊」こと「スオムス義勇独立飛行中隊」を率いてネウロイと戦う熱血?ストーリーというのがおおまかなあらすじです。

こうして「いらん子中隊」を読んでると、アニメの501って各国エースの集まりだったんだなあってのがよくわかります。最初はまともに戦力になるの智子とビューリングぐらいだもんなあ。
自身の強さを過信しすぎる智子、落ちこぼれと蔑まれていたハルカ、軍規違反の常習犯ビューリング、ストライカーをしょっちゅう壊すオヘア、読書ばっかして人の話を聞かないウルスラ(エーリカの妹)、エルマは…えーと幸薄いエルマ…と「いらん子中隊」のメンバーは問題児だらけ。この問題児たちの成長が本作のメインの一つです(成長してないむしろ酷くなってるやつもいるけど)。最初が落ちこぼれな分、アニメより熱血要素が強いです。
この問題児だらけのメンバーもアニメの501メンバーと違った魅力があって、みんな良いキャラしてます。

ウィッチたちがそこまで強くない(智子みたいな例外もいるけど)という事もあり、ある程度ごり押しが効くアニメと違って、戦闘に色んな工夫が見られるのがこの作品の特徴でしょうか。色んな作戦や策を駆使して戦う戦闘シーンはアニメには無い魅力です。特に巻ごとのラストは大規模な戦闘があって毎回楽しませてくれます。(アニメでも色々作戦行動をとってるけどやっぱウィッチの能力頼りって印象が強い)

また、ストライカー、武器、兵器などの設定がくわしく説明されています。特に、ストライカーの種類や性能の違いなんかがよくわかって面白いです。アニメができるだけ説明を避け映像でミリタリー要素に拘りを見せるているのに対して、小説である「いらん子中隊」は設定などの説明によりミリタリーっぽさを出そうとしているような気がします。


とまあ、これまで「いらん子中隊」のポジティブな所ばっか書いてたんですが、人に薦めるには躊躇してしまう、しかもどうしても避けきれないこの作品の特徴ってのがあります…。いやまあ、良い所でもあるんだけど。
簡単に言ってしまうと、この作品ガチレズが出てきます。アニメ版の可愛らしい百合なんてもんじゃない、女体と女体の直接的ガチレズです。
最初アニメのノリで読んでみたら、びっくらこいたわ…。ここらへん人によっちゃ拒否反応でるだろうなあ。
しかも、レズの一人が自分の恋愛と性欲のために好き勝手行動しまくるので不快になる人もいると思います。ハルカ(あっ名前書いちゃった)、一巻の時はまだ可愛かったのになあ…(すでにその時からそういう傾向はあったけど)


…とまあストライクウィッチーズの世界観が好きでレズ描写を気にしない人、バッチこーいって人には楽しめる作品かと思います。アニメだけの人もぜひ読んでもらいたいです。
ところで4巻はやっぱり無理なのかなー…。
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テーマ : 読書
ジャンル : 小説・文学

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