劇場版 魔法少女まどか☆マギカ [前編]始まりの物語/[後編]永遠の物語

ルミナス(期間生産限定アニメ盤)ルミナス(期間生産限定アニメ盤)
(2012/10/10)
ClariS

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もうほどんどのとこで公開終了になってるだろうという今頃になって、『劇場版魔法少女まどか☆マギカ』の感想です。だって時間無くて、なかなか後編見に行けなかったんだもん。というわけで↓から前編、後編に分けてレビュー、ネタバレありです。

・[前編]始まりの物語

総集編、しかも前編、後編に分けられているのかよー、どうせちょっと新作カットが追加されてるぐらいだろうなあ、まあ好きな作品だしつうか信者だし、お布施になってもいいぐらいの気持ちで見てみるかー…ってぐらいの気持ちで映画館まで足を運びました。

…視聴終了後
おもしれええええええええ!!早く後編が見てえええええよおおおお!!!!

チョろい!チョろいよ自分!いいように製作者たちに搾取されてるよ!アニメのヒロインたちを、こいつチョろすぎだろwwwwとかもう笑ってられないなあ。
最初見る前はただの総集編としか思ってませんでしたが、見た後では、ただの総集編だなんて言われたら、私、そんなのは違うって、何度でもそう言い返せます。きっといつまでも言い張れます!

劇場版で一番大きな追加といえば新OP。クラリスの歌う『ルミナス』自体もいい曲だし、OPアニメもデキが素晴らしいです。OPの中で描かれるまどかの成長アルバムが、物語の結末を知ってると泣けてきます。新規の動画でぐりぐり動く魔法少女たちにもキャッキャと喜んでしまいますが(もちろん心の中で)一番インパクトあるシーンは何と言ってもまどほむの頬スリスリ。劇場で見た時はほんと驚いたよ!おい、スタッフこんなにサービスしていいのかよと。キマシタワー!!!と(もちろん心の中で)叫んだのは言うまでもない。

アニメ本編自体は、放送されたアニメに新作カットを加えた総集編で、全編描き下ろしとかいうわけではありません。ですが、新作カットや新BGM、背景の変更などによって、映画で映えるように変更がされていてTV版と違った興奮が味わえます。わかりやすく言うと豪華になってるんです。例えば新作カットで魔法少女たちの変身シーンがTVの時よりぐりぐり動いたり、さやかにTV版になかった髪飾りが追加されてたり、BGMがオーケストラ風になってたり、マミさんのテーマが歌になってたり(正直、歌が流れた時は吹いたw)、学校が滅茶苦茶壮大な建物になってたりと(どこのヨーロッパだよwと突っ込みたくなります)、とにかくスペシャル感が強いです。
劇場版での追加以外にも、まどかという作品を映画館で見れるというのが大きいです。イヌカレーは大きいスクリーンで映えるし、梶浦BGM、声優陣の演技を劇場の音響で聴けるってのはこの上ない幸せやわ。
これらの要素に加えて、これでもかっつうほどの引きでとどめとばかりにラストにED『Magia』、しかも曲も映像も劇場版特別仕様。そりゃあ後編早く見てえええってなるわ。

劇場版の変更においてここまでべた褒めでしたけど、実は許せない不満もあります。それはTV版の1話冒頭にあったまどかが見た夢とマミさんの過去シーンのカット。これってかなり重要度の高いシーンでしょ!前者は重要な伏線だし、マミさんが魔法少女になった理由が描かれていると無いのとじゃマミさんへの感情移入度が全然違うからなあ。この二つをカットするなら、他にカットしてもいいシーンとかあると思うんですけどねー、例えば早乙女先生と中沢くんの目玉焼き談義とか、例えば早乙女先生と中沢くんの目玉焼き談義とか、例えば早乙女先生と中沢くんの目玉焼(ry

ストーリー的には、ほぼ変更はないので、あまり語る事はないんですが、ただよくできた脚本だなとあらためて思いました。
キャラクター的に、印象に残ったのはさやかと杏子の二人。さやかちゃんはTV版と比べてより感情移入しやすくなってる気がしますね。多分、TV版と違って、魔法少女になって闇堕ちして魔女になるまでの経緯を最初から最後まで続けて見たからだと思います。やっぱ中盤の主人公だよな、さやかちゃんは。
対して杏子ちゃん、TV版の違って、若干心境の変化が唐突に感じるところがあります。TV版だと6話のさやかのソウルジェムが投げ捨てられる事件の後、1週空けて7話で杏子がさやかに心開くようになるので、6話と7話の間に心境の変化があったんだろうなってわかるんですが、総集編だと続けて見るので若干唐突に感じてしまい、そこは残念でした。その点以外では、序盤の悪者やってる杏子ちゃんが、後半や外伝、二次創作での聖女っぷりに慣れてしまったので、逆に新鮮でカッコ良かったです。最初は、こんなに良い子になると思ってなかったよ、杏子ちゃん。


後編は続きを読むで。
・[後編]永遠の物語

で、凄い見たいと思っていた後編。面白かったけどすげええと思った前編に比べると落ちるかな。がっかりだとか、期待外れまではいかないけど、前編ほどの興奮、面白さはなかったです。そう思うのは期待しすぎたせいもあるかも。
ルミナスOPは前編のままだし、EDはTV版を踏襲した形で真っ白な背景だけだったりと、ちょっとサプライズ感に欠けた印象。前編でワルプルギスの夜が出てくる夢のシーンがカットされてたから、もしかしたらワルプルギスの夜、劇場版仕様にパワーアップしてんじゃね?と期待しちゃったりしたけど全然そんな事なかったですし。
後、単純に見どころの量。1話から8話までを凝縮した前編の方が見どころが多いというのは当たり前っちゃ当たり前でもある。

そういう追加といった点ではTVで9話にあたる話が一番、多かったように思います。9話といえば、杏子ちゃんが魔女化したさやかちゃんを救うため奮闘するも叶わなかったお話。変身シーンといい、戦闘シーンといいTV版より気合い入ってて、杏子ちゃんカッコいいです。破けた服にドキドキしたのは秘密。
後、杏子ちゃんの自爆シーンがTV版と比べてストレートに泣かせようとしてる気がします。割と感動的なBGMが流れていたし、キリスト教的な杏子ちゃん追悼シーンがあったり。TV版はあまり泣かせようとしてないというか、無常感を出すためか突き放した感じだったかな。

さて、9話の後、10話となるほむほむ過去編に入るわけですが、TV版と違って間髪入れず話を進める事になります。ここは結構映画として編集するのに難しいところだと思う。ぶっちゃけ、9話も前編に入れて、10話から後編に入る方が自然だったと思うし、後編がまどかとほむらの二人の物語を強調するためにもそっちの方が良かったと思う。まあ、尺的に厳しいから無理だというのはわかってるんだけど。
9話から10話への繋ぎを映画はどうするのかなって思ったら、映画はほむらが杏子の死を悼むが、進む事を止めない的なシーンというかイメージ映像が追加されてました。もしかしたら、ほむらがまどかを守るために犠牲にしたものという意味合いだったのかも。
劇場版後編におけるさやかと杏子の死は、まどかとほむらが見た魔法少女の悲劇、失ったものという形にして、後編はまどかとほむら二人の物語である事を強調してるように思います。じゃないと9話だけ浮いてしまうもんなあ。まあ、これは自分が映画を不自然に感じないようにするための強引な解釈、脳内補間な気もするけど。

そんでもって、その後、逆カウントダウンで巻き戻し、過去編へ。ちょっと強引な気もするけど、まあこれがベターな方法かな。やっぱ10話から後編に入るのがベストだと思うけど。
映画ではじめてまどかを見た人はここらへん混乱しなかったんだろうか、さやかちゃん生きてるし。
あらためてほむほむの過去編を見て思う事は、ほんと濃いなあ、約30分でよくここまで話を詰め込んだもんだと感心する。1話で終わらせるのはもったいない、下手したら1クール以上かけて話を作れるぐらいだと思う。実際、ループもので1クール、2クールかけてやったアニメがあるしね。
そういう意味では、色々話を広げやすいとこだから、もしかしたらストーリーの追加があるんじゃないかと期待したけどそんな事なかったぜ(´・ω・`) 総集編にそこまで期待しちゃいけない、贅沢なのはわかっていたけどね。

ほむほむの過去編の後、なんとTV版のOP「コネクト」が!これは単純に嬉しかったし、良い演出ですな!TV版では「コネクト」がほむらの歌だったのねという事がわかるというサプライズ、映画ではあのTV版のOPがここで流れるのかというサプライズになっております。劇場版のOPは若干変更があって、まどほむ仕様に変更されております。過去から現在への切り替えとしても、上手い使い方だよなあ。

そして、お次はラストエピソードとなる11話と12話。個人的に最終回が11話と12話一挙放送だった事もあってかこの二つの話はセットだと思ってます。
思わずまどかに泣きながら真実を話してしまうほむら。このシーン、TV版だと気づかなかったけど、千和さんの演技がめがほむになってるんですな。どんなにクールぶっても本当は弱虫のめがねほむらちゃんのままという事か。声優さんやスタッフの細かい拘りに感心します。劇場版のおかげで気づいた事って結構あるなあ。
ほむら対ワルプルギスの夜は劇場で見ると迫力あります。少し変更はあったかもしれないけど、戦闘シーンでの追加はあまり無かった模様。ここは前編みたくがっつり追加欲しかったなあ。
ほむらを助けるため、戦場へと赴こうとするまどか、それを止める詢子ママ。母と娘の別れ、このシーンはTV版でも泣けるけど、劇場版だと新OPのおかげでより泣けてきます。赤ん坊の頃からママとパパに育てられて立派に育った姿をOPで見せられるからねー。

そしてついに契約を結び魔法少女となるまどか。TV版でも思ったけど、最終話の魔法少女まどかの神々しさったらまじぱないです。ここらへんもやっぱ、がっつり追加シーン欲しかったなとも思うけど。
あらためて思うけど、自分の存在がどうなろうとも魔法少女を救おうとするまどかちゃんマジ女神様。つうかほんと、この子は泣けるぐらいいい子だよなあ。二次創作での腹黒まどかなんてファックだね!
過去、未来、全ての魔女はまどかの手によって消滅し、宇宙が改変されていく。ここらへん、初見の人は理解できたんでしょうか。自分はTV版の時、若干わけがわからないよ状態でした。
TV版では煌びやかな宇宙?空間でまどかもほむらも裸だったのに対して、劇場版では灰色の世界、二人ともなんかワンピースっぽい服を着てます。裸じゃなくなったのは、普段深夜アニメを見ない人の事も考慮した上での配慮だろうか。
ほむらはまどかからリボンを受け取り、お別れ。その後TV版にはなかった、壮大なBGMをバックに宇宙→地球→日本→自然へと場面変換していきます。宇宙が世界が変わっていったよって事を現してるんだと思われます。
TV版と比べて壮大になって、より感動的になってます。ちょっとオーバーすぎるとも思わなくはないけど。
世界のシステムが変わり円環の理へと導かれるさやか。改変された世界ではそれぞれ消えてしまったものたちの存在に心を痛めます。ここのシーン、ほんとマミさん空気読めないよなと毎回思うw
杏子「せっかく、友達になれたのに…」
TV版の時は、杏子ちゃん可愛すぎやろムッハーだったのに、劇場版だと良かったこの世界ではさやかと杏子は友達になれたんだっていう感想に変わってるのに自分でも驚き。やっぱ続けてみると印象変わる事は多々あるな。TVの時は9話の後、最終話が放送されるまでの長い間、二次創作とかで杏さやをたっぷり補給してたからなあw

まどかの存在がなくなった世界で鹿目家の方々と会うほむら。このシーンはTV版でも泣けるけど、劇場版だと(ry
改変された世界でも、人類への脅威は無くならない。かつてあの子が守ろうとした世界、それを守るため友から受け継いだ武器を手にほむらは今日も戦い続ける…というしめでTV版と同じく『コネクト』、だけど映像もBGMも劇場版特別仕様となっております。やっぱコネクトは良い曲だよなと思いつつも、コネクト2回目かよ!と思わなくないです。
その後、謎の砂漠で魔獣に向かって飛びたつほむらで幕閉め。そして、グランドフィナーレ、真っ白な背景ともにスタッフロール、曲は『ひかりふる』。感無量です。

後編全体を見て、見るまでに分かっていた事や9話から12話まで続けて見た事によりほむほむにより感情移入しやすくなってる気がします。TV版の時は、まどか絶対主義のほむらちゃんにちょっとついていけないとこもあったので。
後、自分も他人も何を犠牲にしようともまどかを救うというほむらの意思と行動について、まどかだけでなくほむら自身も割とネガティブなものにとらえてるんじゃないかって劇場版を見てて思いました。そういう意味ではループ初期のめがほむ時代の方が、近視眼的というか(眼鏡をかけてるだけに)、まどかの事しか考えてないような感じがします。最後のループの方が目的のためとはいえ、それなりに他人に気配りができてるような気もしますな、まあ相対的にだけど。

前編は戦闘、後編は壮大さのためにシーンの追加があった印象です。前編が割とここ追加されてたら嬉しいなってとこにリソースが割かれていたのに対して、後編は期待してたとこの追加が少なかったのが、後編が前編に比べて評価が下がる原因だと思われます、あくまで自分の評価の。後編での追加もそれはそれで良かったんだけどね。
しかし、それでも魔法少女まどか☆マギカ』という作品の面白さを十分堪能できる映画で、やっぱまどかという作品は素晴らしいなと思えるものでした。


…こんな感じのしめでレビューを終わりたいんだけど、実は本編が終わった後にとある予告編が流れましてね。

【新作】劇場版「魔法少女まどか☆マギカ 叛逆の物語」2013年公開予定!

…えっ?どうなのよこれ!?いや、映画見る前から予告編があるのは知ってたけども!
またまどか達に会える、まどか☆マギカの新作が見れるのは確かに嬉しいですよ!でもね、こえええよ!せっかく綺麗に完結できた作品が、続編で台無しになっちゃうんじゃないかって心配するのがファンってもんでしょ!
ストパン映画の「つづく」でも思ったけど、まどかはそれ以上にそういう気持ちが強いです。だって、まどかってそう何度も続けていける作品じゃないでしょ!
ああもう!こうなったらシャフトを新房を虚淵を信じるしかない!つうか『傷物語』の映画はまだかよシャフト!二つも映画作っててスケジュール大丈夫なのか?
もうこうなったら、ビビりながらも映画が公開されるまで待つしかないです。
大丈夫、きっと大丈夫。信じようよ!
劇場版「魔法少女まどか☆マギカ 叛逆の物語」が素晴らしい作品である事を期待してます。
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テーマ : 日記とアニメ・マンガ関連ごちゃまぜ
ジャンル : アニメ・コミック

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