劇場版花咲くいろは・劇場版とある魔術の禁書目録・ドラゴンボールZ

最近見たアニメ映画の感想です。並び方は見た順番で、面白さの順位とかではないです。
ちょくちょくネタバレありなのでご注意下さい。


「劇場版 花咲くいろは HOME SWEET HOME」

アニメ『花咲くいろは』の劇場版。花咲くいろはは個人的にかなり好きで思い入れもある作品だったので、それが映画という形で見れるというのは嬉しいです。アニメ放映から2年ぶりに緒花ちゃん達喜翆荘のメンバーと再会、しかも新作でできるだけでも嬉しいのですよ。余談だけど、実はアニメ放送中は“緒花”じゃなくて“御花”だと勘違いしていた。
個人的に花咲くいろはの映画の内容として期待していたのは、アニメの後日談だったんですが、映画の内容は緒花ちゃんが喜翆荘でまだ働いていたころの話だというのは残念。なら、お祭りアニメ的なものかファンサービス映画に徹するのかと思ってたんですが、実は過去の話がメインというサプライズでした。
なんと緒花ママンこと皐月さんの話がメインです。自分の現状に思い悩む緒花ちゃん、そんな時日記を見つけて、母親も今の自分のように悩みあがいていた事を知るのです。
そして、皐月さんは運命の人、つまり緒花ちゃんのパパンと出会い、輝くために家を飛び出します。
…といった感じの過去編と喜翆荘で起こった停電事件やらなこちの家族の問題やら現在の話とザッピングしながら映画は進行していきます。
過去の話がメインであるためかぶっちゃけ言うと地味であまり動きの少ない映画です。現在の話がもう少し派手なら、そういう印象を持たなかったんだろうけど、1時間ちょっとという短めの尺である事を考えたら仕方ないのかなあ。
確かに地味ではありましたが、『花咲くいろは』らしく良い映画だったと思います。
そう思えたのは家族、仕事、夢を追いかける事といった『花咲くいろは』のテーマが、割と短い尺ながらしっかり書かれていたから。
終盤、夫を亡くし気力を失っていた皐月さんは赤ん坊の緒花ちゃんを抱いて里帰りします。そこでかつて反感していた母(女将スイさん)の一心不乱にぼんぼる姿を見て、再び歩き出そうとする皐月さんの姿と現在の駆け出した緒花ちゃんの姿がシンクロするところがこの映画のハイライトで、そこで流れる主題歌と相まってか鳥肌が立つほど感動できます。
やっぱり『花咲くいろは』は女三代の物語なんだよなあ。
マリーについては色々文句つけたい事も結構あるけど、アニメでこういう話が書ける脚本家はやっぱ貴重だなと思った。
過去の話だけじゃなく、現在でも緒花・なこち・みんちたちメインの成長もそれぞれ書かれてる点も手堅くて良いです。
後、ギャグ的な意味でもお風呂的な意味でもファンサービスを忘れない点にも感心します。
映画になったから、地元の人達もたくさん見るだろうにw

余談、特典の色紙はみんちでした。


『劇場版 とある魔術の禁書目録-エンデュミオンの奇蹟-』

『花咲くいろは』の劇場版と対照的なのが、『とある魔術の禁書目録』の劇場版。非常に派手派手で、手堅さや丁寧さよりもとにかく勢い重視です。
今までのアニメで宇宙エレベーターとか出てこなかったのに、急に映画で出てきたから、記憶操作の能力が関わってるに違いないと予想していたけど、全然そんなことなかったぜ(笑)
あらすじを要約すると、上条さんが可愛い女の子と出会って、その女の子を助けるために、悪党どもをぶっ飛ばすぜ!説教しながら。といういつもどおりの禁書です。それに劇場版に相応しいスケールの大きさを追加したって感じ。
劇場版だけあって、とにかく戦闘がグリグリ動くし、エフェクトも派手で、宇宙エレベーターやら背景も綺麗で、正真正銘劇場クオリティで、このクオリティの高い作画や動画を見るだけでも一見の価値ありの映画です。
それ+禁書のオールスター大集合なんだから、ファンはたまらないだろうなあ。まさか、インなんとかさんまで活躍の場が与えられるなんて…。それぐらい、沢山のキャラにそれぞれ見せ場があります。
まあ、その分、一人一人の活躍が薄くなってるところもあるけどね。一方さんなんか、かなり無理やりな登場で活躍のさせ方だったし。
話としては、突っ込みどころ結構ありのとにかく勢いまかせの脚本だけど、これぐらいのクオリティで、細かい事はノーサンキューなノリだとだいたいは許せちゃうなあ。荒いところも、同じ吉野脚本のビビパンに比べたら十分許容範囲だし。(あれと比べたらだいたいの脚本が許容範囲になっちゃいそうだけど)
あと個人的にゲストヒロイン萌アニメ映画としても非常に良かったです。鳴護アリサちゃんがこれぞシリーズアニメの映画ゲストヒロインの鏡って感じで素晴らしい。可愛くて健気で、守ってあげたい助けてあげたいと思わせる、そして切ない別れ…これぞアニメ映画のゲストヒロインだよ!(個人的にアニメ映画ゲストヒロインの最高峰はドラえもん鉄人兵団のリルルだと思ってる)
後、上条さんの事を『当麻くん』呼びするのが良いなあ。もしかしたら、禁書だけでなく電磁砲まで含めたシリーズのヒロインの中で一番好きかもしれない。
彼女の歌もこの映画を華やかにしていた要因だったように思います。それでいて歌がストーリーにちゃんと結びついていた点も良かった。デビューする前はアーティスト路線の歌手みたいな感じだったのに、デビューしたらアイドル路線に変わったのはどうかと思うがw
ファンムービーとして非常に優れていた映画だったと思うし、そこまで禁書シリーズのファンじゃない自分でもかなり楽しめた映画でした。


ドラゴンボールZ 神と神

ひっさびさのドラゴンボールの新作映画。ハリウッド?何の事かな?
ドラゴンボールの新作を見れるとは、また悟空たちに会えるなんて…。なんて素晴らしい事なんでしょうか!もう何十年ぶりやねん、花咲くいろはの比じゃないよ。でも、改があったりニコニコのMADのせいでそんなに久しぶりって感じがしないのは何とも言えない。
ともかく新作ですよ、新作!子供の時にドラゴンボールを見て育った自分にとってドラゴンボールの新作が見れるのはなんともいえない感慨深さがあります。
さて、内容の方はというと、確かに面白かったけど、多くの人がイメージするドラゴンボールとはちょっと違った映画だったでしょうか。
だいたいみんなが思い浮かぶドラゴンボールってピッコロ大魔王やフリーザやセルやブウといった凶悪な悪役をヒーロー悟空が倒すっていう(一人悟飯が倒した奴がいるけど)勧善懲悪のバトルものじゃないですか。アニメ放送中の映画もだいたいそう、ターレス・クウラ・ブロリーといった敵を悟空が倒すといったもの。
だけど、今回の映画「神と神」は違う。強大な敵は出てくるけど、あまり緊張感がなく凄くのどかなんですよね。地球が破壊されるかもしれない危機なのに。
その一つの原因は今回の敵であるビルスに邪悪さが感じられないところ。機嫌が悪くなっただけで星を破壊しようというやつなのに。敵に合わせてか、作品の空気もギャグ調で呑気な雰囲気。地球が破壊されるかもしれない危機なのに。
Z時代ではなく無印のそれも初期、またはアラレちゃんの空気に近い雰囲気が漂ってます。ビルスも、アラレちゃんみたいに星を割って破壊しそうだ。
このゆるい空気が成立しているのは、ブウを倒した後の平和な最終回の延長上として描かれているからなんだろうなあ。(パンが生まれる前だけど)
鳥山明としても、ブウを倒した後は、凶悪な敵を悟空たちが傷つきながら倒すのではなく、平和な話が続いて欲しいと思っているのかもしれない。地球が破壊されるかもしれない危機だけど。
見所といえばやっぱりバトル。悟空とビルスのバトルは流石、ドラゴンボールって言いたくなるぐらいの内容で、大興奮です。スーパーサイヤ人ゴットとなった悟空の強さもインパクトがあります。
でも、一番印象に残るのはなんといってもべジータ!スタッフ…べジータをビビらせたら何でも受けると思うなよ、本当に面白いわww
ビルスにビビって地球を守るため敬語を使い機嫌取りをするべジータ、踊って歌うべジータ、ブルマに手をあげたビルスにキレるべジータ。べジータの言動の全てが面白いですww
ただ、家族のために戦うべジータの姿には、色々熱くなるものがあり、悟空の「誰かのために怒って戦うべジータを尊敬する」っていう感じの台詞は真面目に良いですね。
つうか、悟空は家族とか地球のために戦ってるって感じが全然しないですからねwビルスと戦いたい、勝ちたいって気持ちの方が絶対大きいw
べジータ達がビルスと戦っていたのを止めずに作戦を練るため様子を見ていたってのも酷いw
今の悟空は絶対、筋斗雲に乗れないわw
さて本筋の方に内容を戻しますが、この映画、今までのドラゴンボールでは珍しいラストを迎えます。
この結末を見るに、鳥山明としてはまだまだ悟空達には楽しくてわくわくする未来があると考えているんだろうなあ。悟空がいるから、ドラゴンボールがあるからこの世界は大丈夫だし、まだまだ彼らの冒険は続いているっていう。
そう考えるとGTのドラゴンボールと共に悟空が消えていくっていうラストは不本意なんだろうなと考えたくなる。あれはあれで個人的には好きだけど。
映画全体としては、ドラゴンボールの同窓会的な映画で、今までのドラゴンボールの映画とは違ったものでしたが、懐かしいという補正もあり非常に面白かったです。
ただ、クウラとかブロリーのような今までのドラゴンボール映画を期待していた人はがっかりするかも。



ここまで書いてなんだけど正直、感想一つにまとめなくても良かったなあ。できるだけ、短く簡潔にまとめたいから一つにしたというのに、どの感想も結構長い。
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