2017年冬期アニメ感想(総括)

ラブライブ!サンシャイン!!

感想はここで。


魔法陣グルグル

初代アニメでグルグルを知り原作のファンになった身としては、最後まで最新のクオリティでアニメ化されたグルグルを見れるなんて感無量です。『Wind Climbing ~風にあそばれて』を最終回で使ってくれる心憎いファンサービスも嬉しい。原作の終盤はピークを過ぎてしまってて何段か面白さが下がってしまってると思ってたんですが、アニメはオリジナル要素を追加したりして、より良いものとして昇華してくれた点でも嬉しいです。
2クールでグルグルを全部アニメ化するにおいて今作のアニメスタッフは最良の仕事をしてくれたと思います。カットされてしまったところは原作を読めばいいんだ。また原作が読み返したくなってきたという点でも良いアニメ化だったと思います。


宝石の国

可愛くて間抜けなフォスがアンタークを失った事により自分の弱さを捨て、最後は金剛先生への信頼も失い成長していく姿が切ない。何かを失う事によって成長していく少女?の物語としてよくまとまっていました。割と何か大きな目標を達成したわけじゃないけど上手く区切る事ができて感心したなぁ。
上手くまとめたけど、こっから物語が動き出して盛り上がって来そうってという時に終わったのは勿体ない。
何か2クールアニメの1クール目で終わってしまった、あるいは分割2クールアニメの1クール目終了って感じの終わり方みたいだ。
ぜひとも2期が見たい作品ですね。


結城友奈は勇者である -鷲尾須美の章-/-勇者の章-

最終回、ご都合展開はあれど勢いと美麗な雰囲気とビジュアルで感動的で良い最終回だった、友奈ちゃんも助かってハッピーエンドだったなと思えたな…ん?本当にこれハッピーエンドなのか、これ?
神樹様の加護を失い、荒廃した世界で人類は生きていかないといけなくなった。これだけでも完全なハッピーエンドとは言えないのに、天の神がまたしてもバーテックスを使い攻撃をしてくる可能性もあるわけでして…何か解説によるともう攻撃してこないとなってるけど本当にそうなの?という疑問がわいてくる。
良い最終回だったような気がするけど何だかモヤモヤしてくる、ある意味かなりのご都合ハッピーエンドな1期最終回(今回のシリーズでその理由は判明したが)とは逆な意味でスッキリしない最終回だったかもしれません。
まあ疑問点はあれど、幼き少女を勇者として犠牲を強いる事で守られていたシステムから世界が変わり、これからは人類が自立しみんな協力し合い困難に立ち向かっていくという事でこれはこれで真っ当な最終回とも思えます。
勇者の章は半クールしか無いのでスケールのでかい話をやるには少々物足りないところもありましたが、鷲尾須美の章も含めて面白い作品でした。1期と合わせて2クール『結城友奈は勇者である』を楽しませてくれた事にアニメスタッフに感謝です、これで終わりは寂しい…と言いたいけど何となくまた続編がありそうな気がするんだよな…。


このはな綺譚

ハートフルな話と和風で色鮮やかな世界観が好きなアニメでした。心温まる話が多くて視聴後に優しい気持ちにさせられます。個人的には8話が良かった。感動させられるとともに叙述トリック的な要素もあって驚かされたな。
最終回も話のデキが良いしまとめの話としても相応しくて良い最終回でした。
それにしても柚役の大野柚布子さんは天使の3Pといい幼女の泣き演技が上手いな。


少女終末旅行

終末世界をまったり生きていく日常ものかと思ってたら、命の危険があったり冒険したりゲストキャラを助けたり世界の秘密を知ったり、ちゃんとSF冒険ものをやってて驚いたなぁ。それでいてゆったりとした空気を維持するという独特なアニメだったと思う。
世界は終末に向かっていく、でも二人で生きていく、百合的な意味だけでなくもっと大きな視点でも“尊い”アニメだったように思います。


ブレンド・S

男女のカプを楽しむアニメとしてみんなそれぞれ好感が持てた点が良かったです。苺香ちゃんも店長も割と変なとこがありお似合いだと思えたし、初々しい夏帆ちゃん秋月くんカプも良かったな。美雨さんひでりちゃんの異色カプも何か好きでしたね。最近だと
ひでりちゃんみたいな男の娘でウザい系ってのは珍しい気がする。そういえば麻冬さんだけ相手がいなかったな。
キャラものとしてもコメディとしても安定した面白さでした。


血界戦線 & BEYOND

1期と違い、1本の軸となるストーリーは無く2期はキャラ個人回を中心としたエピソード集になっていました。それ故、1期のような終盤大きく物語が動く事は無いのですが1期と比べると安定感のある仕上がりになっていたように思います。1期の終盤が良くも悪くも監督の作風が強くて、賛否分かれそうな内容だったのに対して最後まで安心して楽しめたとも思います。
それでいて最後はちゃんと主人公レオの話を持ってきて最終回らしくまとめた点も良かったです。
個人的に良いと思った回は執事回と授業参観回かな。


キノの旅 -the Beautiful World- the Animated Series

割と話に当たり外れがあったと思ったが、終盤は良いと思えるエピソードが多く好印象で視聴を終える事ができました。
特にラス1前の『大人の国』は良くできていて、これが最終回でも良かったぐらい。
最終回の『羊たちの草原』は面白い事は面白かったけど、これが最終回なの?と疑問がわかないでも無かったかな。
まあ実質的な最終回は『大人の国』で最後はエンタメ重視という事なんでしょう。
キノ一行よりシズ一行の方が個人的には好きだったかもしれない。ティーがかわいかったので(結局、女の子か!)


Fate/Apocrypha

中盤、ジャックちゃんと戦ってたあたりはすんごいgdgdしてたけど空中庭園での戦いが始まってからは面白かったです。ケイローン先生VSアキレウス、ジークVSカルナ、モードレッドVSセミラミス、ジャンヌVSシェイクスピア、ジークVS天草四朗などの熱いバトルで盛り上げてくれました。特にジークVSカルナは作画も凄まじく見応えがあったし、カルナがめっちゃ英雄然としたキャラだったのも良かった。カルナがジークを認める事でようやくジークが主人公としてのキャラを確立させた気がする。
終盤のバトルは楽しめたんですが、四朗の第三魔法に対してのジークの解決方法がでいまいち理解できないしピンとこなくて、そのせいで最終回が消化不良感あるのがもったいない。アニメ外の解説とかを見てようやく理解できました。この終盤の話といい、どういう事だってばよ!?解説求む?になる事がこの作品では多くて、もう少しアニメ内で分かりやすく説明して欲しかったなぁ。
後、ジャンヌのジークへの恋がいまいち乗れなくて、そのせいで作品自体にも乗り切れないとこがあったのももったいない。
ジルに対する聖女然としたジャンヌなんかは良いと思うんだけど、恋するジャンヌはあんまり好きになれなかったなぁ。
ジークの相手はアストルフォの方が良かった。ジークも中性的な顔してるし、ジーク×アストルフォは男の娘カプ的な感じがして良いですよね。


干物妹!うまるちゃんR

とても安定していた作りで安心して楽しめるアニメになっていたが、2期からの+要素が薄くて少しパンチに欠けた印象があったかな。新キャラのヒカリはそこまで大きくクローズアップされてたわけでは無かったし。
まあ安心感こそこの作品に合っていたと思うし、うまる達女子4人組やタイヘイら大人グループが仲良くやってるのを見るだけで楽しめたかなと思います。


アニメガタリズ

みのあと愉快な仲間たちアニメ研究部がワイワイと楽しくやってるのが好きなアニメでした。後半、アニメ世界が現実に浸食する話もそれはそれで面白かったし作品の個性が出てたのはそっちの方なんだけど、個人的には部活ものやってる時の方が好きだったなぁ。
学園祭のエピソードなんかまさに部活ものとしての面白さが出ていて一番良かったと思います。


上に行くほど個人的評価↑です。
評価A:ラブライブ!サンシャイン!! 、魔法陣グルグル 、宝石の国 、結城友奈は勇者である -鷲尾須美の章-/-勇者の章-
評価B:このはな綺譚、少女終末旅行、ブレンド・S、血界戦線 & BEYOND 、キノの旅 -the Beautiful World- the Animated Series 、Fate/ApocRrypha 、
評価C:干物妹!うまるちゃんR、アニメガタリズ

ラブライブ!サンシャイン!! 2期

ついに終わってしまったラブライブサンシャイン。
もう終わりとは寂しいです。
1期が序章みたいな内容だったから、2期、3期と続くと思ってました。
もう少し日常回を見てみたかった気がします。そういう意味では2期でTV版を終わらすのは勿体ない。
ダイヤさん回とかめっさ楽しかったもんなぁ。よしりこ回も良かった。

2期で終わらせてしまう事も含めてサンシャイン2期は予想外の事ばかりでした。
廃校を覆すストーリーになると思っていたのに、7話でまさかの廃校決定。決勝でセイントスノーと戦うと思っていたのに、まさかの
予選敗退(これには普通にガッカリ)、その後なんとセイントスノー×アクアでライブ(これにはとてもニッコリ)。
色んな意味でサプライズだらけで面白かったですね。ちょっとうん?ってなったりすることもあったけど、みかんトロッコだったり、2人で歌うと思ってたら11人で歌ったり。まあ、みかんトロッコは少年ジャンプ的な勢いとまさかの君ここ、11人で歌うは説明をつける事ができるのとライブの素晴らしさでオールオーケーでした。
サンシャイン2期は7話から大きく話が一転しそこからラストへ向けてへの物語がメインのストーリーであったように思います。


・学校の名を残すためにラブライブ優勝をし、その先にある輝きを!

μ'sが1期のうちに学校を救い、2期はラブライブ優勝を目指すストーリーだったのに対し、Aqoursは2期で廃校を撤回させるために奮闘します。しかしあえなく廃校は決定。失意に沈むAqoursたち。そんな彼女たちの心を救ったのはこれまでAqoursたちを物理的にも精神的にも応援していた浦の星の生徒たちでした。ラブライブで優勝して、学校の名前を残して欲しい。生徒たちの叫びに再び立ち上がるAqours。サンシャインで一番燃えるシーンだったように思います。良いですよね、最後だから優勝する!横浜フリューゲルスを思い出すなあ。

「私達は忘れないでしょう。浦の星女学院Aqoursという、非常に強いアイドルグループがあったことを。アキバドーム、空は今でもまだ、Aqoursのブルーに染まっています」


ここでようやくサンシャインはラブライブ無印との明確な違いを出す事ができました。ただ優勝するために前を向いて立ち向かうμ's、優勝が使命となってしまったAqours。アニメサンシャインの作風が決定付けられた瞬間でもあったように思います。
その後、函館回(これまた良い回で黒澤姉妹が尊い…)を挟んで10話で三年生たちの進路について語られ、着実に終わりが近づいている事を予感させられます。μ'sと違って卒業した後の進路が語られ、みんな離れていく未来がはっきりと突き付けられることとなります。μ'sが涙を流しながらも爽やかに解散を宣言したのに対して、Aqoursはどこかジメジメしてます。このジメジメさがアニメサンシャインなんだよな、1期もそうだった。
続く11話の閉校祭も同じくジメジメしてます。ワイワイみんなで楽しんだ後のキャンプファイヤー、燃え尽きた薪の跡がこれでもかっつうほど終わってしまう事を暗示しててビビる。
12話もわかりやすく明るく盛り上げない。自分たちの過去を振り返り、決勝までの道筋は盛り上げてくれますし、ライブも素晴らしいですが、やっぱりどこか悲しげな空気が漂ってる。
そして最終回、涙涙の閉校式。優勝し浦の星の名前を残したはずなのに心晴れない千歌ちゃん。それは輝きを見つける事ができなかったからだ。誰もいないはずの学校に戻りそこでかつての仲間たちと再会する。最後のライブを行い、ついに千歌ちゃんは気づく。輝きは最初からあったんだ。今までの道のりこそが輝きだったんだ。もうすでに千歌ちゃん達はAqoursは輝いていた。ようやく千歌ちゃんは輝きを見つける事ができカーテンは降り閉幕。
10話から最終回までずーーーーっと続いていた寂しく暗い空気が一変して明るく終わるのが本当に良いですね。
ライブの曲名は『WONDERFUL STORIES』。彼女たちの素敵な物語のラストを飾るのに相応しいタイトルです。ライブの映像もそれまでのライブの総決算的な内容で感激してしまいます。
タイトルがサンシャインなのにジメジメして影のある、だからこそ光輝こうとする、これがアニメラブライブサンシャインだったんだよなぁという事がよくわかった最終回でした。

このジメジメとした空気感こそ無印との大きな違いだったように思います。明るいギャグ回は別として1期でも3年生の確執や2年生の百合修羅場なんかはジメジメした空気感が漂っていました。このジメジメさはまさに青春の苦味だったんではないかなと思います。
ラブライブ無印が青春の素晴らしさを説いていたのに対してラブライブサンシャインは苦さも含めた青春を描いていたと自分は考えています。これこそが京極監督と酒井監督の作風の違いなのかなとも思ったりしてます。
ラブライブ無印にはスポ根要素がありそれが爽やかな空気を出していたのに対して、サンシャインではその要素は薄れ、より青春アニメとしての要素が強調されていたと思います。(2期6話のようなスポ根回はあるけど)


・主人公の違い

穂乃果さんがみんなを引っ張っていく主人公だったのに対して、千歌ちゃんはみんなに助けられる主人公だったように思います。決して穂乃果さんが仲間たちの助けが必要無かったとか、一人でもやれる子だと言うつもりはありません。そういうタイプの主人公ではないかと思っているだけです。割と穂乃果さんもμ'sのみんなを困らせたりしてたしね。
2期序盤1~3話までは穂乃果さんと同じくみんなを引っ張っていく主人公になっていましたが、6話からみんなに助けられる主人公になったというか普通怪獣に戻ったように見えます。ぶっちゃけ1話~3話は普通怪獣じゃなくて奇跡を起こす穂乃果さんタイプの主人公になっていました。そのため急に6話で「自分は普通怪獣だ」と落ち込む千歌ちゃんに戻ったので違和感ありました。6話は好エピソードだと思うんですが、その点が惜しい。6話までに普通怪獣らしいエピソードがあったらまだ良かったのですが。ただ後の話を見ると何故そうなったのか理解できます。基本的に千歌ちゃんは自己評価が低い子なんだと思います。
いつも千歌ちゃんを支えるレズ親友の梨子ちゃん曜ちゃん達が千歌ちゃんがいたから今のAqoursがある自分の力を信じてと励ましたおかげでロンダートバク転に成功。(あんちゃんができるか心配)
みんなの努力により生まれた『MIRACLE WAVE』で見事Aqoursは一度敗退した東海予選を突破します。王道のスポ根回で6話は面白かったですねぇ。それでいて千歌ちゃんがどういう主人公かよく分かる回でもありました。
お次は7話。廃校を撤回させる事ができず千歌ちゃんが自暴自棄になってしまう回です。
ここでも千歌ちゃんはメンタルに少々弱いところがあるのを見せます。
今回はAqoursではなく浦の星の生徒達が檄を飛ばし千歌ちゃんは再び前を向く事となりました。
その後は結構飛ばして12話。千歌ちゃんは自分がやってきたことは正しいのか勝つためにラブライブ決勝に行って良いのか不安になります。Aqoursみんなの意思を確認し千歌ちゃんは決勝に挑みます。
そして最後13話。
前作主人公の穂乃果さんは最後に一人で屋上を眺め涙し「やり遂げたよ、最後まで」と言えました。対して今作主人公千歌ちゃんは満足できずに涙を流す事になります。
主人公の違いというだけでなくラブライブ無印とラブライブサンシャインの違いとも言えるところかもしれません。
輝きを見つける事ができなかったと思っていた千歌ちゃん、しかしAqoursのみんなと最後にライブをする事でついにようやく輝きを見つける事ができました。千歌ちゃんは仲間たちの助けによりゴールする事ができたのです。
サンシャインは無印との大きな違いはこの主人公のキャラクターの違いによるものも大きいと思います。
「泣かない」と言う癖に割と泣き虫で打たれ弱いところのある千歌ちゃんが僕は大好きです。応援してあげたくなるタイプですね。もちろん穂乃果さんも好きです。


・ようちかりこ三人の決着

サンシャインといえばやっぱり百合です!何と言おうと百合です。ええ、百合がサンシャインの特色だと断言しても良いぐらいです、はい。
新規のよしりこ・ルビりあ、1期から続くかなまり・よしまる・ダイるび など見所満載でしたね。特にダイるびは白眉です。まかさキスするなんて!姉妹でキス!デコとは言えキスですよ!黒澤姉妹尊い…。8~9話の函館編はサブタイトルつけるなら『Dear My Sister』ですね!ごちうさ劇場版も非常に良いものでした。閑話休題。
個人的になかなか興味深いと思ったのがようちかりこ2年生3人の関係でした。
1期ではまるで梨子ちゃんが千歌ちゃんの正ヒロインであり、曜ちゃんが二人の関係に嫉妬する滑り台幼なじみであるかのような描かれ方でした。
2期ではその関係から変化します。梨子ちゃんは2期序盤までは千歌ちゃんの正ヒロインであるという1期からの延長上の位置づけでした。しかし6話で千歌ちゃんを支えるヒロインとして描かれていたのは梨子ちゃん曜ちゃんの二人でした。
1期11話『友情ヨーソロー』で曜ちゃんは梨子ちゃんへの嫉妬が解消された事で気兼ねなく二人で千歌ちゃんを支える事が出来るようになった事がこのことからもわかります。
2期10話で千歌ちゃんと梨子ちゃんが二人でイチャイチャしているのは曜ちゃんが見て意味深な表情になるシーンがあるのですが、最初は「自分は梨子ちゃんにかなわないな」と思っている表情だと思っていたのですが、後の事を考えると二人が一緒にいても決して嫉妬しなくなった事を意味してるシーンだという事がわかるようになっています。
2期11話で曜ちゃんは1期で答える事ができなかった自分の想いを千歌ちゃんに告白します。(愛の告白ではない)その様子を優しく見守る梨子ちゃんが良いですね。
12話では1期1話の事を千歌ちゃんと曜ちゃんが振り返ります。この二人からラブライブサンシャインが始まったんだよなと感慨深くなるシーンです。その後出てくる梨子ちゃん。「自分の道が正しかったという事を証明したい!」と精一杯の叫び。そんな梨子ちゃんを抱きしめる千歌ちゃん、曜ちゃん。泣ける名シーンであるとともに、ようちかりこ三人の関係が完成した事を現わしているシーンだと思います。
そして止めの13話。
曜「実は梨子ちゃんの事がだあああああああああああああああい好き♡」梨子「私も♪」
曜ちゃんのこのだあああああ…という溜めが色んな事を想像させてくれて良いですねぇ。曜「昔は大嫌いだったけど今は大好き♡」的なものを妄想してしまいます。
完全に梨子ちゃん曜ちゃんのわだかまりは消え、友達の友達では無くなり二人は本当の親友になったという事なのでしょう。もう少し前にこのようりこシーンを見たかった気もするし、ラストだからこそ良いって気もしてきますな。
今思うと2期5話で梨子ちゃん善子ちゃんのエピソードがあったのはよしりこファンのためのサービスというだけでなく千歌ちゃんにだけべったりというわけでは無くなった梨子ちゃんを見せるために必要な回だったのかもしれません。
1期の時は個人的にちかりこ派だったのですが、2期を終えた今ではようちかりこの三人を推していきたい所存です。


・劇場版について

ラブライブ優勝して学校の名前も残して輝きを見つけて綺麗にサンシャイン終わってしまったな…と思ったらやっぱりありました。劇場版。劇場版は楽しみですね…と言いたいけど完全にやる事やり切ってしまって何すんの?!感が無くも無い。無印の時は2期最終回で明らかに続きがありますよって終わり方だったからすぐに劇場版に気持ちを切り替える事ができたけど、サンシャインの場合綺麗に終わったからなかなかそういう気持ちにはならないなぁ…いったい何すんだろ…。
…と思ってたら忘れてた事がありました!そうだよ、解散だよ!三年生卒業し浦の星は廃校になったけどAqoursは解散って誰も言ってなかった!千歌ちゃん自身「どうするか後で考える」って言ってたしなぁ。
やはり劇場版はAqoursを続けるか解散するかという問題をやるのではないでしょうか?…でも、それってμ'sの劇場版と一緒なんだよなぁ…。
酒井監督は劇場版でどう解散問題を書くのか?Aqoursはどういう答えを出すのか?何にせよ劇場版に期待ですな!
…こんな事言っといてAqoursを解散するかどうかなんてやらない可能性もあるけど(笑)
1年後ぐらいにまた劇場のスクリーンでAqoursのみんなに会える事をまた新たな輝きが見れる事に期待して待っています…。

2017年秋期アニメ感想

宝石の国

とにかく映像クオリティがはんぱねぇ!映像見てるだけで楽しめるわ。CGアニメは馴染ませる努力も大事だけど、作品との相性も大事なんだという事が宝石の国を見てよく理解できました。
キャラが硬質的な宝石だからCGと凄く相性良いんだよな。
独特な世界観だから取っつき難い内容なのかなと思ったら、ギャグもあるしみんな可愛くてキャラものとしても楽しめるし、分かりやすくエンタメ作品として面白いです。


魔法使いの嫁

奴隷となった女の子がイケメン骨に買われても弟子となりお嫁さんにすると宣言される物語。これ、男向けだったら買う方が主人公なんだろうな。
現代が舞台ではあるけどすんごく正統派なファンタジーで面白いです。ファンタジーとして楽しませるためのビジュアルが良くて、見てて作品の世界観に浸る事ができます。
ファンタジーはやっぱ雰囲気作りが大事なんやね。
チセも可愛いし、エリアスもイケメンでキャラも良い感じです。骸骨なのにカッコいいと思えるのは佇まいもあるけど声の力も大きいな。


キノの旅 -the Beautiful World- the Animated Series

リバイバルブームだな、ほんと。ただ、うしとらやグルグルと違って原作も旧アニメも見ていないので、比較したりすることなく新作として視聴を楽しむ事ができます。
オムニバス形式のストーリーで、結構当たり外れがある印象。
キノの冷淡な行動が良いと思える時もあれば、納得できない時もあるんだよな。


ブレンド・S

パッと見オタ要素増し増しのWORKING。女の子たちは優れたキャラデザのおかげで非常に可愛いんだけど、男の方がちょっと…。こうして見るとWORKINGの男性陣って割と良かったんだなって思ってしまう。
まあ、慣れるとブレンド・Sの男性陣も良いかな?とは思えてきました。苺香ちゃんのドSさを引き立たせるためには男が必要だと思うし、店長も変なオタ外人だけど、割とというかかなり苺香ちゃんも変な子なので、お似合いと言えばお似合いだしね。


このはな綺譚

日常系のアニメなんだけど、世界観が獣人とかいる世界で、和風ファンタジー的な要素もありで、ファンタジーに絡めた良い話系がこの作品のメインって気がするなぁ。後、百合度がかなり高い。


少女終末旅行

荒廃した世界で生きる二人の少女の物語。こうして書くとハートフルボッコな鬱アニメかと思われるかもしれないけど日常アニメです。
設定が設定なだけあってかなり特殊な日常アニメで、不思議な空気感があります。特に大きなイベントがあるわけでもなく二人のキャラが特別優れているわけでもないんだけど見終えると不思議な満足感が得られるアニメです。雰囲気を楽しむアニメでもあるんだろうな。雰囲気日常系アニメと書くと新ジャンルなアニメかもしんない。


アニメガタリズ

既存のアニメ作品をちょっと名前変えて連呼してるのはちょっと寒いけど慣れると面白くなってきます。
アニメオタクが部活をやってアニメを語るというアニメであり、アニメよいしょアニメでもある。
アニメを語ると言ってもディープなとこまでは語らずライトな感じで、そこが浅いと言う人もいるかもしれないけど、軽く楽しめる内容だと思います。中国に売り出す事を考えると、日本も中国も含めてライトアニオタに向けたアニメって感じですね。
コメントとかでこの作品は○○の事だなってな感じで楽しんでもらうためのアニメであり、パロ元の作品も分かりやすくメジャーな作品ばかりだしね。


・続編もの

ラブライブ!サンシャイン!!

個人的に今期の大本命です!
1期は賛否あった最終回も含めて大好きなアニメでした。
さて、2期はどうなる事か。期待半分、心配半分。1期が大好きだったアニメは2期になって何か違うって事になる事多いからねぇ。
実を言うとラブライブ無印の2期がそういう感じだったし…。いや好きですよラブライブ2期。ただ、やっぱ1期の方が好きだったかなって思ってしまうだけで…。個人的にラブライブは1期>劇場版>2期。

心配していたとおり無印2期みたく演出がオーバーな表現が増えてちょっと…って思うところがあるけどまあ、許容範囲です。
やっぱラブライブはおもしれぇや。とにかく楽しいよね。
ラブライブはやっぱキャラアニメとしてとにかく優れているよなと思う次第です。2期は最初っから9人集まってるので、その9人みんなでワイワイキャハハして頑張ってる姿を見るのが楽しい!2期は三年生が活き活きしてるなぁ。特に果南。1期の大半をシリアスと出番無い回で使われた分、楽しく馬鹿やってる果南ちゃんを見れるのが嬉しいです。
キャラ回としてはやっぱ4話が秀逸。ダイヤちゃんがダイヤさんがとにかくかわいい!2期でダイヤさんの株上がりまくりだよ。

ただ着地点が見えないところが不安。
サンシャイン二期のストーリー、それは廃校を阻止する事。無印では達成感のある形で廃校を解決する事ができなかった(割と無印ではあっさりと廃校問題解決したと思う)のでサンシャインではそれをしようとしているのではないか。
ただ、それをどういう形でやろうとしているのかがあまり見えてこないんだよなぁ。
100人達成したらという目標が作られたけど、どうやったら100人集まるかが見えてこない。(割とあっさり50人集まったけどw)
やっぱラブライブの全国大会で何か結果を出したら100人集まるという形にするのでは無いだろうかと予想しているのですが、どうでしょう。


結城友奈は勇者である -鷲尾須美の章-/-勇者の章-

日常描写を丁寧にやってくれた分、悲劇がつらい…。
過去編なんだからどうなるかはだいたい予想がついていた、だからこそそれまでの日常回が良かったし、悲劇が起きた後の話もつらかったな…。

正直、結城友奈は勇者である1期は最終回に納得できずあまり自分の中で評価が高くなかったのだけれど、その最終回を一度経験した今ならご都合ハッピーエンドでもそういうものとして受け入れる事ができそうな気がする。
鷲尾須美の章の悲劇に心打ちのめされ、今では彼女たちが救われる事を期待している自分がいるなぁ。
ただ、尺的な問題で新作である勇者の章で終わらず続きそうな気配がする…。


干物妹!うまるちゃんR

1期と変わらずゆるーく楽しんでます。2期だからといって新要素があるわけではないので、代わりに脇キャラの掘り下げをやってるように見える。後、お兄ちゃんとうまるの絡みが減って、うまるは友達と一緒にいる事が増えて、スタンダードな日常系アニメっぽい話が増えた気がします。
OPは1期、EDは2期の方が好き。


おそ松さん

1期と変わらずの面白さ…というわけにはいかずちょっとインパクトが薄まってる気がする。まあこのアニメ自体、出落ちなとこあったし、1期の2クール目の時点で割と失速気味だったからまあ仕方がないかな。
1期が大受けしたから、それに負けない大きなインパクトを残そうとは考えず、安定した面白さを目指すってのは別に間違ってないし、変わらない楽しさを提供するってのも大事な事だしね。
実際、1期の失速した2クール目よりは面白いと思います。
2期で特記すべき事はやっぱ1期が大ヒットしたから予算が増えて無駄に豪華になっている事だろうか。本当に無駄に金かけて、しかもそれが滑り気味ってのが逆に笑える状況になってるんだからギャグアニメってのはずるいわ。


血界戦線 & BEYOND

監督が代わり、アニオリ要素は抑えられてできるだけ原作に忠実なアニメ化するという路線で始まった2期なんですが、思ったより1期の空気変わらない様子でちょっと驚く。ストーリーは原作に忠実で行くけどビジュアル的なものや雰囲気は1期と継続するのね。ハガレンなんかアニオリ要素増し増しの1期と比べ原作忠実路線の2期でだいぶ空気が違ったもんなぁ。
ただ、何となくコメディ要素が1期より増えた感じがします。こうして見ると1期は結構シリアスな作りで、やっぱ空気は違うかもしんない。


・継続

魔法陣グルグル

個人的に原作のピークはきりなしの塔~アラハビカだと思っているので、ピークにあたる話のデキが良い、力を入れて作ってくれてるようなので大変嬉しいです。そりゃあここはカットして欲しくなかった、もう少し間が欲しかったとか不満が無いわけではな無いけどさ、まあ尺はしゃーないと割り切って視聴してます。
今の技術で作られたグルグルを見て良かったと思うのはもう一つ、戦闘シーン。グルグルはギャグ漫画としてだけでなくRPGチックなファンタジー漫画としても面白かったので、戦闘シーンのデキが良いと嬉しいですね。
アラハビカが終わり、ついに未アニメ化エピソードに突入するのでワクワクしてきます。
が、尺は大丈夫!?後、1クールも無いよ!?


Fate/Apocrypha

赤のマスターの正体と目的が判明し、陣営が新しく編成し直され、少し仕切り直した形で黒VS赤の聖杯大戦は継続される事に。
設定だけかなり面白くなってる状況なのに、盛り上がりに欠けるのは何でなんだろうな。
やっぱ大戦とは名ばかりで同士討ちだったり暴走したり心臓あげたりで真っ当な黒VS赤の戦いでは無い形で退場するサーヴァントが多いせいか。普通に聖杯大戦やって退場するサーヴァントがもう何人かいたら印象は変わりそうだな。
後、ジークがあまり主人公として魅力が無いのも理由の一つか。嫌いでは無いんだけどねジークくん。アストルフォのコンビも好きだし、ジークに恋する性女ジャンヌも笑えるし。まあ、やっぱキャラ弱いかな。
よくネットだと獅子劫、モードレッドコンビの方がキャラ立ってて彼らが主役の方が良いという意見を見るけど、個人的にはこのコンビは脇役だからこそ輝くタイプであり主人公には向かない気がする。


遊戯王VRAINS(ヴレインズ)

良きアニメだ…。(二度目のリボルバー風)
ライバルであろうリボルバーとのデュエルを終えた後も、ゴーストおばさんガール、財前兄との熱きデュエルがあったり、遊作の過去が明らかになったり、Go鬼塚・ブルーエンジェルが仲間のような状態になったり熱いストーリーが続いていて俄然面白いです。
この中で目を引いたのは遊作の過去。普通、デュエルをやるのも嫌になるはずなのにデュエルをし続ける、しかも復讐のためだけでなく明らかにデュエルを楽しんでるところもあるのが彼の凄いところだと思います。
やっぱ遊作はクールなようで熱き魂を持った決闘者なんだなぁと思うと、遊作の事がどんどん好きになっていきますねぇ。
面白いんですが、総集編の回数が多く、作画崩れが少し目立ってきたので、スケジュールの方はちょっと心配になったりします。

終物語

夏に放送したTVSPの感想です。
今更になって録画したのを見ました。

これで物語シリーズも終わりか。化物語が放送してから約8年、感慨深い気持ちになります。まだ原作は続きが出てるけど一端は区切りをつけると言う事で。
このラストにたどり着けるまでに紆余曲折がありましたねぇ。化物語のラストエピソードの放送はネット放送だったり、何篇かは普通のTV放送ではなくTVSPという形式で放送したり、放送が遅れたり、傷物語が上映されるのにかなーり時間がかかったり、三分割されたりと…うん、トラブルの多くはシャフトの制作遅れが目立つな。
傷物語はまあクオリティは高いし面白いっちゃ面白いんだけど三分割するほどの作品ではなかったよなぁ。1個の映画か前後編にしてくれてたらもっと良いものができてたろうにと思うと惜しい。
TVSPは忘れた頃に放送されるので録画をし忘れて見れない事が結構あり、レンタルだったりネット配信で遅れて見る事が多かったです。
TVSPは猫物語(黒)も花物語も憑物語もみな面白かったなあ。元が1本の小説だから何回かに分けるテレビ放送より1本のSPアニメの方が合ってるってのもあるんだろうと思います。

で、今作の終物語。ラストのエピソードを通常の放送では無くSPでやるというのは特殊な放送形態を続けた物語シリーズらしいなと思うとともに、2時間を前後編合計4時間で放送という好待遇はこの作品がヒット作であった事を実感させられます。
どうせなら劇場版でやっても良かったんじゃない?と思ったり…傷物語の悪夢を考えるとSPで正解だな。
いやあ、劇場版でやらないのは正解だったね。3分の1ぐらい総集編だったよ。4時間も必要だったのはこのためだったんだな…。
ただ、総集編をやったのも正解だったと思います。長いシリーズだし時系列もバラバラな話が多いし放送形態が特殊なエピソード多いしで伏線とか忘れてる事も多々あったので今作を見るのに大いに役立ちました。

今までのシリーズの総決算的な内容で、これまでの伏線が回収されていくのは見てて気持ちが良いです。うん、やっぱ総集編があって良かった。
今作は大別すると阿良々木復活、八九寺の顛末、阿良々木くんとガハラさんのデート、扇ちゃんの正体と決着が書かれていて、どれも面白くその結果に納得できるものになっていました。
扇ちゃんの正体はバラされると凄いベタなオチなんだけど、ミスリードのおかげでおーなるほどと思わされましたね。
伏線の回収といい扇ちゃんの正体といいやっぱ西尾維新はミステリー作家なんだという事がよくわかりました。この前、西尾維新展に行って来たんですが、その時に西尾維新自身が「全部の物語はミステリーに~」みたいな事を展示物で言っていたのが印象
に残っているんですが、その事がよく理解できました。

阿良々木くんの出した答えも彼らしいもので、出した答えによる結果もこの作品らしくちょっとスカした感じで良かったです。
阿良々木くんは高校を卒業し、そして一つの青春が終わった。
今までのキャラクター全員集合で集大成的な内容となっており、幕切れも爽やかな印象が残り、とても満足感のあるラストエピソードでした。
ただ映像的には前半はシャフトの夏映画「打ち上げ花火~」より良いんじゃないか(笑)と思えるぐらいのものだったのに対して、後半は息切れ感があったのはちょっと残念だったかな。

またTVSPするにしろ、普通のTV放送するにしろ、映画をするにしろアニメで物語シリーズを見れる事に期待しております。
まあアニメが無いなら小説を読むのも手だなと思っているので、アニメはアニメでここで終わるというのも良いと思っているけど。せっかく綺麗に区切りをつけれたんだし。後、シャフト最近仕事の滞りが多いからね(笑)  これは笑いにはならんな。

テーマ : アニメ・感想
ジャンル : アニメ・コミック

2107年夏アニメ感想(総括)

プリンセス・プリンシパル

1話がcase13だったから1話が最終話になりそうだと思っていたら普通にその後の話もやってました。飛ばされた回は2期でやってくれるんだろうか。
アクション、ストーリー、キャラどれも素晴らしいデキで総合的に今期で一番!と言いたくなるほどのものでした。
ラストの2話以外は単品の話で構成され、スパイ活動と並行してチーム白鳩のメンバーの掘り下げに話を費やされます。
どの話も良いものでしたが、特に良いと思えたのは6話(case18)と8話(case20)。6話は涙無しで語れません…この世界はドロシーに厳しすぎや。8話は今作品で一番と言っても良いほどのエピソードで、だいたいの事情は2話で予想がついていたのですが、話の作りが上手くて感動させられます。この話を見るまでは正直プリンセスがあまり好きではありませんでした。得体の知れない何を企んでいるかわからない女と思っていたので。好きになれないというか警戒していたというか。しかし8話でそれまでのプリンセスの評価が一転します。彼女がどう思って今まで行動していたのか彼女がアンジェと再び会える時までどんな努力をしてきたのかと思うと今までプリンセスを疑っていた自分を殴りたくなりますね。そしてプリンセスを好きになるとともにアンジェとプリンセスの関係が好きになります。アンプリ尊い…。
さあ、主人公二人の目的が判明した今、物語はどう動くのか?と期待していたら大きく物語が動き出す前に終わってしまうので消化不良感が残る幕引きをされてしまいます。
ラストエピソードはチーム白鳩最大の危機をクリアしてアンジェとプリンセスの関係を再確認するという最終回らしい話ではあるんですが、敵であるノルマンディ公との対決も無いし、ゼルダも倒せて無いしで割と投げっぱなし感があります。
分割1クールの最終回と考えるとなら十分良い最終回だったと言えるんですが、これがプリンセス・プリンシパルという作品の最終回であると考えるとかなりの消化不良感です。
そもそもメインストーリーはまだ序盤しかやってないような状況なので、これで終わりと言われたら凄い中途半端なとこで終わったように思えてしまいます。うん、これは発表してないだけで分割2クールなんだ。そうに違いない。スパイは嘘つきだからね。これで終わりというのは嘘、嘘、嘘。
絶対2期があると信じて待ってます。チーム白鳩もプリンセス・プリンシパルという作品もこれで終わらすのは非常に勿体ない。


サクラダリセット

2クール目のエピソードは最終章に向けた準備期間的な話が多く、ヒロイン二人の描写、春埼の成長・相麻の思惑、サクラダをリセットしようとする浦地の暗躍などに描写が費やされていました。
その準備期間の甲斐もあってか最終章『BOY, GIRL and the STORY of SAGRADA』は凄い面白かったです。
やっぱりそれまで張っていた伏線が一気に収束していくのは見ていて気持ちが良いなあぁ。
能力を忘れられた世界でただ一人記憶を保持しているケイの戦い、ケイと浦地との能力を駆使した駆け引き、ケイ・春埼・相麻の三人の関係の決着などなど見応えのある話ばかりでした。
全ての事が綺麗に収まり爽やかな幕切れとなった最終回も良かったですが、個人的には能力を忘れられた世界をリセットする20話が一番好きです。写真の能力をここで使うのか、春埼の『泣いている人を見たら能力を使う』の意味はこのためにあったのかなど感心する事ばかり。春埼のリセットはそれまでと違う格別のものがありましたね。(もしかしたら作中での最後のリセットかも?)

全体を通して見ると割と楽しむためにはハードルの高いというか不親切なところのあるアニメだったと思います。
最初のエピソードは必要な話ではあったけど正直かなり退屈でよく自分も切らなかったものだと思うぐらい面白くなかったです。その後から徐々に面白くなっていきますが、会話してるだけで凄く平坦な話もあれば複雑すぎて一見だけではわからない話もあったり、あれ?そんな伏線あったの?忘れてしまったよと思う時もあったりと苦労する時もありました。(まあ、単に見てる自分が馬鹿だっただけで他の人はそんな苦労もなかったのかもしれないけど)そのため他人の解説を見たりもう一度過去の話を見直したりして理解する必要がありました。そういったものをクリアして初めて楽しめるアニメでありなかなか大衆に受けるタイプのアニメでは無かった事は事実です。ですが、そういった理解するために考察を読んだり何回か見直したりするのもこのアニメの楽しみの一つであり、理解する事で得たサクラダリセットの面白さはとても良きものでした。


アクションヒロイン チアフルーツ

このアニメは基本アイドルアニメの変化形、つまりアイドルの代わりにアクションヒロインをやってるような話の作りなんですが、ちゃんとアクションヒロイン、ステージショーである事を活かした話になっているのが良かったです。
特にショーを活かした話だと9話と12話が良かった。
9話は花火の仕掛けのために時間を考慮してショーを行ったり時間を稼ぐためにアドリブを入れたりキャップが乱入に入ったりと見所盛り沢山で面白かった。
最終回である12話は現実のストーリーとリンクしてヒナネクターのみんながキャップを応援し、彼女の現実の意味でもショーとしても呪縛を解き放つという話で脚本がよくできていて感心したなぁ。ベタではあるんだけどみんなの声に応えて立ち上がるキャップの姿には感動できるし熱かった。敵役である二人も浄化して全員で悪を倒す、しかも裏方のゲンさんも参加、最後にはみんなで歌ってシメという集大成的な話でこれでもかっつうほど最終回っぽい事やってる点も良かったです。やっぱ王道は良いんですよ。
ギャグアニメとしても面白かったけど真面目なところもよくできていて王道な作りになってる点がチアフルの良かったところだと思います。
唯一ストーリーで不満点を上げるならヒナネクターのセンターである杏ちゃんが思ったより話に絡まなかった事かな。主人公はキャップこと御前である事はわかるんだけど1話で一番目立ってたのは杏ちゃんだったもんで主役級の活躍をしてくれると思ってたんだけどなぁ。EDを見てると最初の予定では御前と杏ちゃんのダブル主人公にしようと思っていたのかもしれないと疑ってしまう。
杏ちゃんが終盤、空気気味だった事をのぞけばチアフルーツのみんなそれぞれに役割があって個性的で、そんな彼女たちが笑いあり涙ありで頑張ってる姿を見ているのが本当に楽しいアニメでした。


戦姫絶唱シンフォギアAXZ

最初はマンネリ気味のせいかあまり乗れなかったんだけど徐々にエンジンかかって後半からはいつものシンフォギア同様熱く楽しめました。
問題は新キャラ。敵である三人の錬金術師たちは今までの敵キャラと比べるとキャラ弱かったかな。特にリーダー格であるサンジェルマンが一番キャラ弱い。サンジェルマンは最後自らの命を犠牲にみんなを守って初めて他のシンフォギアキャラには無いキャラを確立できた気がする。何だかんだ言いつつもあの三人は好きなキャラになっていました。
対して今作のラスボスであるアダムは初登場のインパクトは強烈だけど、その後はパッとしないし全然好感を持てないキャラだったんですが、どんどん明らかになる小物っぷりと醜態のおかげで逆に好きになったなあ。彼の発言から5期のラスボスの方が格上である事がわかってしまうのでより小物に思えてしまいました。
過去のシリーズからのリンクと次回作の伏線なんかも見所の一つだったように思います。次回作の伏線でワクワクするか、今回のシリーズで回収されない事にストレスためるかは人によるだろうな。自分は前者。
なんか怪しいフラグの立ってる未来の事と良い新しい敵の事といい次回作が楽しみです。


NEW GAME!!

二期になって日常もの要素が減って、普通のお仕事ものっぽくなったような気がします。青葉の新しい挑戦、成長していく青葉を意識して変わっていく八神、新人との確執など他の日常ものと比べると若干ギスギスしてたような気もしますが、それはそれで見応えがあり面白かったです。
どんだけギスギスしてもやりすぎないうに抑えて優しい世界を壊さないようにして、日常アニメで留まるようにしていた点もこの作品らしく良かったです。このバランスを取ろうとするのはなかなか骨の折れる事だったろうな。
そして、最終回は八神の留学フランス行きで終了。
また会えるのは分かっている、だけどしばしの別れ。新キャラ追加はあれどキャラの別れなどのネガティブな変化を極端に嫌う美少女日常ものに置いてこれはあまり類を見ないものだと思います。
日常ものに留まりたい、だけど青葉と八神の成長のためには別れが必要だった。そういった点でもNEW GAMEという作品は二期になってストーリーものの要素が強く出ていた作品だったんだなぁ。


アホガール

最初はよしこの奇行とアホっぷりを楽しむギャグアニメとしてしか見てなかったけど、途中キャラが増えてきて普通に美少女萌アニメとしても楽しんでたなぁ。さやかちゃん、委員長、ギャル、瑠璃ちゃん、希ちゃんなどみな可愛かった。サブキャラは可愛いと思えるのに主人公でありパンツを見せてくれてCV悠木碧なのに全然可愛いと思えないよしこは流石である。やっぱ見た目と中身と言動は大事やね。
キャラアニメとして面白くなってきたのに、最後はいつも以上のよしこの奇行とアホっぷりを見せつけて終わるというのは流石というか何というか…。まあ原点回帰な話で終わるのは王道ではあるんだけどね。
演出のハジケぶりも良かったけどそれ以上に声優陣の怪演が楽しいアニメでした。


サクラクエスト

町興しがテーマの本作、分かりやすくエンタメ作品をするなら人を増やして町興しに成功するという結末の方が広く受けるだろうけど、サクラクエストは違った。
町興しは簡単に成功するものじゃない、人を増やす事に限れば由乃たちチュパカブラ王国は失敗したと言って良い。だけど、由乃たちは間野山の人々の意識を変える事ができた。このままいずれ消えていく町で終わらせない、大好きなこの町の事を残したいと人々が立ちあがる事ができたのだ。物理的には変える事ができなかったが、精神を心を変える事ができた。
もっと分かりやすく町興し成功させた方が人気が出たかもしれないが、人々の心を変えるというストーリーは地味ではありましたがサクラクエストらしくて実に良かったと思います。
間野山の人たちの心を変えていくとともに成長していく由乃たちの物語としてよくできていました。
最後に丑松会長が大いにデレたのも良し。由乃を主人公とするとジジイがヒロインだったんだなぁ…。花咲くいろはもババアがヒロインだったし、PAアニメはご老人をヒロインにするのが好きだね…。


ナイツ&マジック

中盤のダイジェストっぷりが勿体なかったなあ。ちゃんと話を書いたら色々面白そうなエピソードだったのに。1クールという尺が決まっていて区切りの良いところで終わらそうと思ったら犠牲になるとこもあるわけなのね。尺の問題で残念な事になるアニメが割と多いのは悲しいなぁ。
まあ途中ダイジェストな話もあったけど終盤はエル君達銀鳳騎士団の活躍がちゃんと描かれていてなかなか楽しめました。
ライバルっぽい敵も出てきたり明らかにラスボスっぽい機体も出てきたり最終局面っぽくなって面白かったです。
愛と正義のために戦うのではなくロボのために戦うエルくんのマッドっぷりと銀鳳騎士団の愉快な仲間たちとの珍道中が楽しいアニメでした。

天使の3P!(スリーピース)

途中まではロリとバンドを両立しつつ面白い話を書けていたのに、島編に入ってから失速。新キャラも含め女の子はみな可愛かったけどバンドの話が少な目で無駄に長いし島の風習とか絵の話とか迷走してた感じがあったなぁ。
このまま失速したまま終わってしまうのかと思ったら、島を出てからはロリとデートしたりライバルバンドが結成されたりまた輝きを取り戻す事に成功。多分、島の話は原作の時点で面白くなかったのではないかと予想。
潤ちゃんの曲作りもライブも成功しハッピーエンドで終了しました。
同作者の前作ロウきゅーぶと比べると若干キャラが弱い(特に主人公が)点は気になりましたが、ロリと別のジャンル(ロウきゅーぶならバスケ、天使の3Pならバンド)を両立させて面白い作品になってました。これでもかっつうほど媚び媚びの幼女たちにエロい事させて真面目な話もちゃんとできるってのが凄いよなと思うw


徒然チルドレン

15分枠の割にキャラが多く描き分けもイマイチできてるとは言い難かったのでそこんとこがキャラアニメとしては厳しかったかなぁ。
それぞれのカップル達のエピソードは十分楽しめたけど、一人一人のキャラを覚える事ができればもっと楽しむ事ができたかも。


恋と嘘

最終回前までは普通に面白かったのにねぇ…。いやあ本当に終わりって大切ですわ。
高崎さんとりりなのどちらも好きである事に気づく。だけどゆかりはハーレムルートの道を選ぶというわけではなく、ただそれがわかっただけというEND。まあ続きのある原作に考慮して答えを濁したEDって感じですな。まあ事情があるのはわかるけど、どちらの女の子と結ばれるかという結末をちゃんと描いて、これ1本のアニメとして完結する気概を見せて欲しかったな。


捏造トラップ-NTR-

恋と嘘とは逆に明確に答え出して終了に見える捏造トラップ。別れたとはいえ由真は武田と関係を築いた事があり蛍は藤原との関係を維持している。だけど由真は同性である蛍を選ぶという結末。男がいようと常識外れな行動取ろうとも相手はビッチであろうと同性を選ぶというのが実にインモラルであった。
今のアニメって簡単に女の子が女の子を好きになるけど、本来これぐらい背徳感のあるものなんだよなと思った。
そのインモラルさと背徳感のためにキャラの好感度は犠牲になってしまいましたが。
恋と嘘で好感度の低い主人公を演じていた逢坂良太がこっちでは作中で一番好感度の高い武田を演じていたのには笑ってしまう。


Re:CREATORS(レクリエイターズ)

エリミネーション・チャンバー・フェスが始められてからの盛り上がりは良かったと思います。フェスを始めるためのクリエイター達の準備も楽しめたしアルタイルとの戦闘もクオリティが高く予想外の展開もあったりと見応えがありました。
が、アルタイルの作者であるセツナを顕現させてからの話というより21話は見てられなかった。
じゃねえよ!感動してください!って演出とBGMでごり押ししようとしてるけど、ダダ滑りでしたよ。
クリエイターにとって創作物は大切なものであり、その創作物と一緒に生きていく事の喜びと生きていけなかった悲しみを書こうというのは理解できるけど、セツナがアルタイルを生みだし創作していく事について視聴者が感情移入しこの二人に対して思い入れができるようなエピソードが無いので全く感動できません。
後、バトルものとしてもアルタイルに主人公たちが戦闘で勝つという事なく解決してしまったのも不満です。

ここまで不満タラタラな事ばっかり書いたけど、最終回は良かったです。
このアニメで好きだったもの、キャラ(特にメテオラの可愛さ)やクリエイター論、創作キャラと作者のやりとりとかが詰まっていて、ああ自分はこのアニメが好きだったんだなって思いながら視聴を終える事ができました。それだけに勿体ないアニメだったなとも思ってしまったけど…。


上に行くほど個人的評価↑です。
評価A:プリンセス・プリンシパル、サクラダリセット、アクションヒロイン チアフルーツ
評価B:戦姫絶唱シンフォギアAXZ、NEW GAME!!、アホガール、サクラクエスト、ナイツ&マジック
評価C:天使の3P!(スリーピース)、徒然チルドレン、恋と嘘、捏造トラップ-NTR-、Re:CREATORS(レクリエイターズ)
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